これまで、正社員で働いた経験はありましたが、「派遣」という働き方に関しては全くの未知の状態でした。
それこそ、「収入面がどうなるか?」とか「そもそも家族4人の生活を私一人で支えられるのか?」まで考える余裕がない状態でした。
というのも、ブログや写真撮影、大学時代の友人の仕事を手伝うといった形で、副業を2年半続けましたが収益がほとんど上がらず資産が厳しくなってからでの就職活動だったからです。
要するに、よくある個人事業主として無計画の失敗談をまさか自分がするとは思っていませんでした・・・
そもそも、福祉業界で10年間働いて燃え尽き症候群になってしまい、精神的にまた雇われて働くことができなくなった「自業自得」と言われても仕方がない状態でした。
それでは、どうやって派遣社員になったと思いますか?
まずはネットで派遣社員の募集を確認
10年ぶりに就職活動をしたのですが、派遣の仕事をネットでとりあえず検索すると驚くほどたくさんの派遣企業があり、私は聞いたことのある「ネットで探した派遣会社」に登録してみました。
この派遣会社では、派遣社員を中心に、正社員、パート・アルバイトなどの幅広い雇用形態の求人を掲載していました。
いわゆる「大手」というやつですね。
ただ、当時は37歳で募集を確認すると「正社員」とありましたが、実際は以前のブログで紹介した「無期雇用派遣」や「正社員登用前提」といった雇用形態ばかりでした。
そこで当初の予定通り、「派遣社員」に絞ってまずは軽作業の仕事を探しました。
その結果、最初はネジを扱う工場で単純作業だったため、そちらへ応募。
工場での仕事は全く経験がないため不安はありましたが「軽作業なら・・・」と思い応募しました。
想定外の事態に!?
応募して数日後に、求人を出していた派遣会社から連絡があり内容を確認すると・・・
「応募された工場はすでに人手が足りているため、こちらで代わりの工場を紹介します」ということでした?
自宅から15km程離れた工場を紹介され、とりあえず、当日に工場近くの駐車場で合流。
そのまま、派遣会社の担当者さんの車で工場に直行しました。
面接は!?
工場に到着すると、仕事内容の説明があり2年半の個人事業主の期間は予想通りでしたが「無職」として扱われることになりました。
とりあえず、「簡単な荷物の仕分け」ということで現場の人たちとの顔合わせを済ませ就職が決まりました。
正直「?????」がいっぱいでした・・・
そもそも、最終決定は確かに私でしたが事前の派遣先の情報はなく、面接というよりは「いつから来れる?」という状態でした。
「派遣ってこんな感じなの?」と正直、驚きましたが家族のこともあり、とにかく時給が良かったことと何より当初の予定通り、数年で正社員登用ができたためです。
ですが、大きな落とし穴がありました。
そもそも軽作業を勘違いしていた・・・
皆さんは、「軽作業」と聞いてどんなイメージがありますが?
私の場合は、誰でもできる簡単な単純作業の繰り返しだと思っていました。
確かに軽作業は、ピッキング・検品・梱包・仕分けが代表的で、「軽いもの扱い」ではなく「覚えやすい単純作業」が本質です。
実際、私の仕事も倉庫で仕分けをする仕事が大半です。
ですが・・・
実際は、集中力・体力・細かな判断を要する本格的な仕事です。
仮に、当初に応募していた工場でのネジ扱いや荷物仕分けでも、ミス防止チェック・ライン速度対応・品質管理など、想像以上に「簡単」とはかけ離れた熟練工のような技術や、そもそも仕事によっては体力が必要になります。
私の具体的な仕事内容についてはまたの機会にして、次回は皆さんが一番気になる「派遣社員の時給と給料」について紹介していきます。




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