前回、派遣の給料にお伝えしましたが私の場合は、当時(2021年)の時点では時給としてはかなり良い方だったことを説明しました。
→派遣時給1400円のリアルな年収と手取りは?2021年源泉徴収票を公開【2026年最新基準の解説付き】
とはいえ・・・
家族4人でこの収入ではかなり厳しかったことが実情でした。
ですが、実は当初の年収シミュレーションとは大きくかけ離れていました。
今回は、大きく減った年収の内訳についてご紹介します。
*この記事は、2021年当時の給与から紹介しています。
前回のおさらい
時給はだいたい1400円程でしたが、年収→2,113,034円でした。
ここから実際の手取り=A,1,809,703円
ということで、1年間=1,809,703円 生活がスタートしました。
年収が約200万円の生活は後日の記事で紹介するとして、「そもそもこの年収少なくない?」と気づいた人もいたのではないでしょうか?
実際の年収計算が低い理由は?
実際に、計算する人がいたなら年収2,113,034円はおかしいことに気づくのではないでしょうか?
実は、
- 時給:1400円
- 月の勤務日数が22日
- 1日の勤務時間:8時間
で計算すると以下のような計算結果になります。
① 月収の計算
- 1,400円×8時間=11,200円/日
- 11,200円/日×22日/月=246,400円/月
② 年収(12ヶ月換算)
246,400円/月×12ヶ月=2,956,800円/年
つまり、実際には年収84万円ほどが計算上の年収よりも少ないことになります。
それでは、なぜ少なくなったのでしょうか?
①派遣で途中入社
そもそも、派遣で働き始めたのが2月頃でした。
つまり、1ヶ月分は収入がないことになります。
この時点で先ほどの計算通りでいくと、246,400円/月のマイナスになります。
それでもまだ、60万円ほど予想より低いことが分かりますよね。
ここからは、年収を低くした二つ目の原因、「工場カレンダー」について説明していきます。
②工場カレンダーと派遣への影響は?
工場カレンダーとは、工場ごとに決められている 「稼働日」・「休業日」・「シフトパターン」 をまとめたカレンダーのことです。
結論から言えば、派遣にとっては大きな影響を受けることになります。
工場カレンダーについて簡単にまとめると、以下のようなイメージになります。
- 会社ごとに決まっている(正社員も派遣も同じ)
- 土日や祝日でも稼働する日がある
- 年末年始・お盆・ゴールデンウィークは工場によって休みが決まっている
つまり、「勤務日数=稼働日数」なので、カレンダー通りしか働けない
例えば、こんな働き方になります。
- 月~金は基本稼働
- 土曜は隔週稼働
- 日曜・祝日は休み
*祝日でも製造ラインが必要な場合は出勤
→つまり会社(工場)の勤務スケジュール表が工場カレンダーです。
このように、工場によって働き方が決まっています。
問題は、この縛りの中で派遣の場合は、労働時間が給料に反映されるため連休が続けば当然、収入が比例することになります。
私が働いている工場も例に漏れず、年に3回連休が存在するため合計で20日程の連休があることになります。
その結果、先ほどの計算で行くと、さら246,400円/月のマイナスになります。
これで、「途中入社」と「工場カレンダーの連休」の合計で、約50万円のマイナスになることが分かりました。
ところで、あと40万円ほど計算よりも少ないような・・・
これは11ヶ月間の労働で生じた少しづつ積もっていった差額です。
③控除分で40万円!?
それでは、残りの40万円ほどの不足分はどこからきているのでしょうか?
答えは・・・A. 「給与から控除されるもの」や「計算上の調整分」
つまり、社会保険・税金・端数調整による控除分が残り40万円の正体です。
全体での約86万円のマイナスの正体は・・・
- 途中入社
- 工場カレンダーで働けない日
- 社会保険・税金・端数調整などの控除分
ということになります。
とは言え、「社会保険・税金・端数調整などの控除 → 約40万円の減少」と簡単に書きましたが、普通に衝撃的すぎませんか?
次回は、この控除によるマイナスについてもう少し私の給料から深掘りしたいと思います。
とは言え、税金や社会保険料がとても大きくのしかかることはすでに多くの方が知っていることですよね。
ただ、年収が減る原因は、派遣➕工場では、社会保険や税金といった控除分だけではないことがわかりました。
工場で派遣として働く場合は、年収は少なくとも30万円ほどは少なめに計算した方がいいかもしれませんね。



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