カフェインの致死量知っていますか?~大人と子どもでまったく違う~

 

「カフェイン」というと、コーヒーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

コーヒーを飲めるようになると、大人になったような気持ちがするものでした。

さて、そんなカフェインと子どもの関係について今回は紹介していきます。

 

カフェインってそもそもなに?

カフェインは、天然の食品成分です。医薬品として処方されることもあります。

ちなみに、厚生労働省の既存添加物名簿にも記載されています。→苦味料として使用されます。

 

効能

カフェインには、中枢神経を興奮させる作用があります。

→例えば、仕事の合間にコーヒーなどを飲むと頭がすっきりして眠気を覚ます効果があるのはこのためです。

ここまでは、多くの方がご存じかと思います。

 

注目されると他の危険性にまで目がいかなくなる!?

例えば・・・

①夏場の水分補給で「スポーツドリンクの飲み過ぎ」や「水だけの水分摂取」がいけないないことは広まりました。

  • スポーツドリンクは、糖分を取り過ぎしまう。
  • 水だけでは、体内の塩分濃度が減少していってしまう。

その結果、糖分の過剰摂取と塩分の減少に注目が集まっていきました。

それなら、「お茶と塩飴を組み合わせよう」とかそれぞれの対応を思いおもいにするようになりました。

→お茶にもカフェインが含まれていることがあります。

 

②冬場には、暖かいココアが欲しくなりませんか?

コーヒーや緑茶にはカフェインが含まれていることが知られるようになりました。カフェインで眠れなくと嫌だからココアを飲む方もいらっしゃるかもしれません。ですが、じつはココアにもカフェインは含まれています。

このように紹介してしまうと、夏場のスポーツドリンクや水と同じような扱いで、まるでカフェインが悪者扱いされてしまいそうですがそうではありません。

あくまで、過剰摂取が危険という話です。

pixel2013 / Pixabay

カフェインが体に与える影響

~多量に摂取した場合~

①急性作用として、中枢神経が刺激されめまい・心拍数の増加・興奮・不安・震え・不眠などがあげられます。
②消化官系の刺激により下痢や吐き気をもたらすこともあります。

 

~長期的な作用~

①個人差はありますが、高血圧のリスクが高まる可能性があります。
②妊婦さんでは、胎児の発育を阻害する可能性が報告されています。

 

すでにカフェイン中毒で被害がでている!?

栄養ドリンクの一種に爆発的に有名になったエナジードリンク(レッドブルやモンスターエナジーなど)があります。

Gadini / Pixabay

エナジードリンクによる死亡事故

・アメリカで、子どもがモンスターエナジーを2本飲んで亡くなっています。
・日本でも、エナジードリンクの過剰摂取により20代の男性がカフェイン中毒で亡くなっています。

このように、カフェインの過剰摂取は命に関わります。

 

カフェインの目安摂取量を再確認!

一日あたりの健康に悪影響のない最大摂取量

内閣府:食品安全委員会より参考

①健康な成人:400mg

②子ども(全体): 2.5mg/kg体重
・4~6歳      :45mg
・7~9歳      :62.5mg
・10~12歳    :85mg

 

それぞれのカフェイン含有量は?

  1. コーヒー      :60mg/100ml
  2. インスタントコーヒー:57mg/100mg
  3. 紅茶        :30mg/100mg
  4. 煎茶        :20mg/100mg
  5. ほうじ茶・ウーロン茶:20mg/100mg
  6. 玄米茶       :10mg/100mg
  7. エナジードリンク  :32~300mg/100mg
  8. 眠気防止薬     :93~200mg/1回服用

とあります。

stevepb / Pixabay

もちろん、お茶やコーヒーなどは作り方により濃度もかわります。ですが、コーヒーは圧倒的に多いですね。

さらにいえば、エナジードリンクの含有量も最高で100mg中に300mgとあります。

これは、あくまで健康を害さない量です。


エナジードリンクを2本飲んで亡くなってしまった少女。

  • モンスターエナジーなら、140mgのカフェイン量が含まれています。
  • レッドブルなら、80mgのカフェイン量が含まれています。

どちらにしても、コーヒーよりもカフェインが多いことが分かります。

12歳では、カフェイン量が85mg以上で健康被害が出てしまいます。エナジードリンクによっては、1本で致死量になりえることが分かります。

→健康な成人でも、400mg以上のカフェインは健康被害が出てしまいます。

「エナジードリンク」のカフェイン含有量ランキングを紹介してくれているHPがあるので詳しく知りたい方はこちら→https://www.energydrinkmania.net/energydrink_caffeine.html

*最高で1本に375mgもカフェインが含まれているものまであり、子どもが飲んだら命に関わるのではないかと・・・

tung256 / Pixabay

 

致死量の目安は知っておきましょう!

致死量の計算については、2006年に発行された「カフェイン大全」より引用

150~200mg/kgが成人における50%致死量

私の場合は、体重が約56㎏なのでカフェインを約8,400mg~11,200mgを1度に摂取すると2回中1回は死んでしまいます。

私の場合なら・・・

→コーヒーを1度に約100杯飲んでも死なないということになります。
→エナジードリンクなら、25本目ぐらいから危ないです。

これはあくまで成人の場合なので、未発達な子どもはもっとシビアに影響が出てくることが想像できます。

 

子どもはさらに注意・・・

息子はまだ2歳で11㎏。子ども全体では、2.5mg/体重とあるので、2.5×11㎏で27.5mg以上のカフェインを服用すると健康に害が出てしまう計算になります。

息子はお茶好きなので、1日に500mlは少なくとも飲んでいます。

基本は麦茶ですが、最近寒いからと温めたほうじ茶を少し(50ml程)飲ませることがあります。


「1歳まで蜂蜜はだめ!」という情報は広がりパパさんママさんともほとんどの方が知識として知っています。

ですが、カフェインの知識はお持ちですか?

Simon / Pixabay

もし、あなたが普段からコーヒーやエナジードリンクを飲む習慣があるなら間違って子どもが飲まないようにご注意ください。

また、ほとんどお茶しか飲ませていないご家庭であっても、子どもにカフェイン入りのお茶を過剰に与えていませんか?

小さい子ども達に水分を与えるときは本当にご注意下さい!

 

まとめ

どんな物にも致死量は存在します。

それが、少なければ少ない致死量であるほど猛毒ということになります。

私たちの周りにそんなものはあふれています。

子どもにとってカフェインが想像以上に危険なことは理解していただけたと思います。

また、「大人が大丈夫だからといって子どもにも大丈夫」とは限らない分かりやすい例になったかと思います。→大人でもありえないほどの過剰摂取で亡くなられる方はいます。

今回は、身近なカフェインについて紹介しました。


参考

内閣府:食品安全委員会
http://www.fsc.go.jp/e-mailmagazine/mailmagazine_h3001_r1.html

産経ニュース
https://www.sankei.com/life/news/151222/lif1512220003-n1.html

カフェイン注意
https://matome.naver.jp/odai/2135091906261321401

 

 

 

 

 

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