みなさんは、毎年インフルエンザの予防接種はしっかり打ってますか?
私は、毎年打ってます。もし、打ってなくてインフルエンザになったら職場に言い訳もできませんでしたので(汗)
それのおかげか?ここ10年以上喉の痛みや微熱程度はありますが寝込むことは、ほぼありませんでした。
ほぼ、というのは仕事が休みの日に何度か寝込んだことがあります(笑)
結局、「仕事に行かなくちゃ!」というストレスで逆に免疫が上がっていただけか?
まあ、そんな私にも子どもができて「子ども達にも予防接種が必要だな」と当たり前のように思っていたんですが・・・
「子どものインフルエンザの予防接種っていつからだったけ?」と何気なく調べていました。
すると、「ワクチンは効かない!」なんて記事や動画が出るわ出るわ。
「ネットの嘘には騙されないぞ!」と思いながらも・・・
子どもに予防接種はしても大丈夫なのかとても気になり調べてみました。
インフルエンザのワクチンが効かないと言われている理由
インフルエンザワクチンはそもそも効果がないの!?
⇒厚生労働省が、予防接種を1994年に「義務(集団接種)から任意(個別接種)」に切り替えました。(改正予防接種法)
もっと言えば、国の規制が緩和され「国民一人ひとりの判断でやってね!」ってことになりました。
このことから、「予防接種は効果がないから国は集団予防接種をやめた!」と噂されているようです。
↓ ↓
実際、ワクチンによる副作用が原因で亡くなった・後遺症が残ったとして訴訟が起こりました。裁判所は、「予防接種をするべきではなかった人にまで予防接種をしていた。」として国の過失を認め損害賠償の命令を国に命じました。
・世論に押される形で、任意という形になり予防接種を受ける際の問診などにも力をいれるようになった。
*国としては、「何かあった時の責任は回避したいけど、予防接種は続けたい。」といったところでしょうか?
⇒どちらにしろ、「ワクチンに効果が無かった!」とは言ってませんね(汗)
インフルエンザワクチンの噂
調べていくと、
- インフルエンザワクチンには水銀が使われている?
- 人の体で生き残ったウイルスがさらにどんどん進化してワクチンを打ってもほとんど効果がない?
- ワクチンで儲けるため?
というものがありました。
①インフルエンザワクチンには水銀が使われている?
確かに、防腐剤(水銀)としてかなり微量のチメロサール(添加物)という物質が容器内の細菌を防ぐ目的で使用されています。
水銀といえば、水俣病を学校の授業で学んだかと思いますがこれは公害病の一つですよね。
ですが、ここで使われる水銀は水俣病の時のような工場排水に混じっていた水銀ではなく、身体に吸収される割合も低い物です。今のところ、実際的な健康被害との因果関係も証明されていません。
⇒だから安全とは決して言えませんが、水銀を使用していることから世界的にも代替えできる防腐剤の研究が続いています。
(1930年頃よりこのチメロサールという防腐剤が使われているのでもうじき使われてから90年が経ちますね・・・)
*現在では、チメロサールが入ってなかったりさらに微量にしたワクチンが流通しています。
②人の体で生き残ったウイルスがさらにどんどん進化してワクチンを打ってもほとんど効果がない?
皆さんもニュースで、今年の流行は(A型・B型・・・)だと見込まれます。なんて聞いたことないですか?
私の感覚としては、今年は当たるかな?という宝くじ状態になっていることも事実です。
実は、インフルエンザの種類はA・B・C型の3種類だけです。
このうち、A型だけでも144種類ありその中で香港型とソ連型の2種類が人間の中で流行しています。
でも、インフルエンザってどんどん進化していますよね?
確か、「病気が完全に治るまでに服薬をやめてまた症状が出てくるとその薬が効かなくなる・・・」
耐性菌なんて呼ばれますよね。
そう考えると、「予防接種って意味があるのか?」という疑問は確かに残ります。
③ワクチンで儲けるため?
この噂は私も聞いたことがあります。
ですが、ワクチン接種について熱心に説明してくれる小児科の医師(主治医)にそんな考えがあるとは到底思えません。
一応お金の流れはこんな感じです。参考程度に思って下さいね~
①ワクチンメーカー:約350円で製造⇒②販売会社に約600円で出荷⇒③販売会社:約750円で卸売業者に販売⇒④卸売業者:約1000円で医療機関に収める⇒⑤医療機関が自由に価格設定
(インフルエンザワクチンは健康保険の対象外)
*医療機関での予防接種費用は平均3000円です。
ワクチンといえど流通物です。間に業者が入るほど手数料という形で価格が上がっていきます。
ここで見て欲しいのは、医療機関の値段ですね。
少なくとも、平均金額より上回って予防接種してるところは避けたいですね(笑)
ネット上には様々な情報がありますが、広まっている噂は必ずその根拠になる事実がありそうです。後は、それをどう解釈していくかで一つの情報が正反対の意味に解釈されたりするみたいですね(汗)
私の判断
予防接種の有無に関しては、やはり信頼できる医師に相談することが基本になります。個人の判断とはいえ、はっきり言って専門外のことは専門の人に聞くか調べるかです。
これまでも、信じられていたことが実は間違っていたなんてことは山ほどありますし。
また、自分が今まで予防接種を受けて気持ち悪くなったことも正直あります。
でも、重篤にならなかった事実もあります。
そして、私にとっては予防接種を打つこと自体が一種のポラセボ効果になっていると思います。
実際、「ワクチンの有効性も無効性も証明することは誰にもできない?」と思えてしまいますが、少なくとも信じている限り安心は買えますね。それにもしもリスクしかなく有効性も見当たらないとなってしまっては、誰も信用できなくなってしまうのでそれはそれで怖いです(汗)
そういう訳で、結局子どもの様子を見ながら医師に相談しながら私は予防接種をすることにします。
少なくとも、何も知らない状態では無くなりました。
危険性があることは理解しました。
効果があるとされる理由も分かりました。
後は、私達(親)の判断です。
最後に、少なくとも今の時代は予防接種が主流です。
もし、予防接種をせずに子どもがインフルエンザにかかり重篤な状態になれば間違いなく親の責任です。
もちろん、予防接種をして重篤な状態になっても親の責任ですがこの場合はそれだけではありませんよね?
というわけで、予防接種をすることが今の日本の普通です。
いつの時代も効果どうこうよりも、信じられているかどうかが重要な要素(事実)になりがち・・・
私達は、自分で考えて選ばないといけませんね(汗)
難しい話になりましたが、とにかく子どもが元気に成長してくれればそれだけでいいですよね~
まとめ
- インフルエンザワクチンは効かないという噂は以前、訴訟があり国が敗訴。民意に押されて予防接種が任意になったことが原因。
- 水銀が入っているなどの噂は事実だがリスクとの因果関係は証明されていない。
- 主治医に相談した上で、予防接種は親の判断。
- 少なくとも、日本では予防接種は当たり前。
以下に、参考にさせていただいたリンクを張っています。
https://www.chem-station.com/blog/2018/03/Thiomesal.html →チメロサールについて
https://toyokeizai.net/articles/-/141120?page=2 →予防接種の利益について
コメントを残す