車の工具どこにあるか知っていますか? ~自分の失敗談から紹介します~

 

自動車のタイヤ交換をしたことがあるかたもいらっしゃるかもしれません。

ですが、新車を買われた場合スペアタイヤがほとんどの場合設置されていません。現在は修理キッドが主流です。

今回は、そんな「車の付属品」のお話しです。

 

タイヤ交換は何度もしていますが・・・

nrjfalcon1 / Pixabay

私は毎年スキーにいくので、ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへの交換は自分でしていました。セルフスタンドでなければ、ガソリンスタンドで交換もやってくれます。私が以前いったガソリンスタンドでは、3000円でタイヤ交換をしてくれました。ですが、その工賃を浮かそうと自分でしているわけです。いざという時の練習もかねて・・・

 

そして、結婚して新車を購入。

ここから失敗が始まります・・・

 

車に積まれた工具の位置は知っていますか?

失敗談

私がお金を引きだそうと、銀行のATMにいったときの話しです。

いつも行っていた銀行が満車のため、別の銀行に向かいました。到着すると、駐車場がかなり狭く直接大通りから前向き駐車しかできないような立地でした。

銀行でお金をおろして車をバックで後退したときに、右タイヤ側の縁石に気付きませんでした。

バックしたときに、縁石に強くこすってしまい走り出すと車が信じられないほどガタガタして「ん!?」

急遽、近くのコンビニに停車しました。

車を確認すると、「右後方タイヤの側面が破れる」という普通ならありえないパンクをしていました・・・

ちなみに、タイヤ修理ができるのはタイヤ接地面のパンクのみです。タイヤ側面が破れてしまえば交換するしか方法がありません。

タイヤ交換するはずが・・・

タイヤ交換は慣れているので、最初は特に不安はありませんでした。

①車の取扱説明書を読みながら、「スペアタイヤの項目」をみると後ろのトランクの蓋を開けると中にあるとのこと。が、「なにもない!?」

この時点で軽くパニック状態。

②ディーラーに連絡するも、お盆で繋がらず。近くのガソリンスタンドでタイヤが交換できないかと確認するも合ったタイヤがなく断念。

→ガソリンスタンドではタイヤも売っているので確認されるといいですよ!

③JAFに連絡するも時間がかかるとのことで、発砲塞がりの状態になりました。

④最後の手段ですぐ近くの実家に連絡。→最後は実家ですね・・・

たまたまいた兄に迎えに来てもらい、とりあえずイエローハットでタイヤを購入。その後、無事にタイヤの交換は終了しました。(妻は車の運転ができないので、連絡のみ)

また、タイヤ交換をしたときにギャッチアップ用の工具も車から見当たらず兄の車の工具を使わせてもらいました。(あとで説明書を確認すると、「助手席の足下にある」と書かれており発見)

 

車の修理道具は使う前に確認を!

新車購入時に、車の性能や収納スペースばかりに気をとられてしまい、肝心のスペアタイヤの有無や工具の場所を確認していませんでした。あるのは当たり前だと考えていました・・・

最近はスペアタイヤを積んでいないことが主流です。このことは、知っていたはずなんですが思い込みは怖いと身にしみました。

ちなみに、工具の場所は車によりさまざまですが①助手席の真下②助手席の足下③後ろのトランクのどれかに設置してあることが多いと思います。まずは、車の取り扱い説明書を確認すれば書いてあるので私のように慌てずにまずはご確認下さい。

 

メンテナンスキッド

よくやってしまうのは・・・

車に「メンテナンスキッド」と書かれたプラスチックのバッグが入っている場合、それを修理キッドと勘違いしてしまうことがあります。

私も最初、勘違いしていたのですが、これは修理キッドではありません。

購入してすぐに使用する車のコーティング剤です。

 

タイヤパンク応急修理キット装着車

最近は、「スペアタイヤが使われずに大量に捨てられる」「そもそもタイヤ交換ができないドライバーが多い」といった理由で、スペアタイヤの代わりに修理キットが搭載されている車がほとんどです。

修理キット

  1. 修理キットはタイヤ一本分にしか使えない。
  2. 釘をふんだときなど小さな傷にしか使えない。

つまり、使える場面が限られるので、どちらにしてもほとんど使われることはありません。もちろん、スペアタイヤもそうですが修理キットはあくまで応急措置です。早急にディーラーで新しいタイヤへ交換する必要があります。

空気入れが付いている!

stevepb / Pixabay

この修理キットにはエアーコンプレッサー(タイヤの空気入れ)が付いているので、こちらはかなり重宝します。

最近では、セルフのガソリンスタンドが当たり前になりました。そのため、以前ならフルサービスガソリンスタンド(従来のガソリンスタンド)でガソリンをいれるついでに、無料で空気圧を見てもらっていました。ですが、セルフスタンドを利用するようになりほとんど確認しなくなってしまいました。

空気圧を確認しないと

例えば、自転車なら定期的にタイヤの空気を確認するかと思います。空気が抜けると安定性が悪くなりますよね。それと同じで車タイヤも空気が減っていきます。

また、タイヤが摩耗しやすくなるなどパンクの原因にもなります。

事故を防止するためにも空気圧の確認を。(取扱説明書には月1回の確認とあります)

運転をしていて、タイヤが滑るような感覚があればまずは空気圧を確認してください。

フルサービスガソリンスタンドに行くのが一番お手軽なので、定期的に行くことをオススメします。

*セルフスタンドにもありますが、空気いれもセルフです・・・

取り扱い説明書に適正空気圧が書かれています。また、運転席の扉を開けると車体の側面などに書かれているので確認してみて下さい。

あとは、車のソケットから電源をとって空気圧を入れるだけです。もちろん、スイッチ一つで空気を入れられます。

 

まとめ

  • 工具の設置場所はあらかじめ確認しておく(工具の設置場所は車によって違う。)
  • スペアタイヤの代わりに修理用キットが搭載されている車がほとんど。
  • 空気圧の確認は定期的(月1回程度)におこなう。
  • エアーコンプレッサーを使えば、個人でも空気をいれられる。

 

 

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