個人事業主になり、毎日「ブログ」や「PIXTAでの写真販売」そして、「株投資」を続けて2020年7月で2年目になります。
残念ながら、自慢できるような結果は出せていませんが、今回のコロナ騒動は良くも悪くもほとんど影響はありませんでした。
ブログの方は平均して、1日100名以上の方が訪問して下さるようになりました。
さて、新型コロナウイルスをきっかけに、副業として手軽に始められることを探している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
最近は、you tubeが流行っていますが「敷居が高い!」と感じている人も多いでしょう。かくいう私がそうなんですが・・・
そんな私が選んだ、「写真販売」を考えている人もいるのではないでしょうか?
今回は、そんな「写真販売PIXTAについて2年目の途中経過」をご紹介します。
→「PIXTA」については、こちらの記事で紹介しています。
「PIXTA」ってそもそもなに?
PIXTAは、有料の「画像・動画素材サイト」です。つまり、素材を売買することができるサイトです。
私の場合は、自分で撮影した写真をPIXTAを介して販売していることになります。現状、「定額制」の写真が数枚売れている程度です。
「定額制」ってどういうこと?
写真の購入者からすると、「できるだけ安く素材を購入したい!」と思いますよね。
もちろん、ネットでは無料の素材もありますが、「著作権の問題」や「他の人と被る」といった問題があるため、個人で運営されているブログでさえ、有料素材は重宝されています。
さて、そんな有料素材を購入しようと思ったときに、使われる素材販売サイトの1つがPIXTAです。そんなPIXTAの料金体系はこのようになっています。
《2020年5月21日時点》
単品購入の場合
- Sサイズ→550円(web用)
- Mサイズ→1,980円(はがき/A5印刷用)
- Lサイズ→3,630円(A4印刷用/パンフレット)
- XLサイズ→5,600円(A3~印刷用)
- V(ベクター素材)→3,850円
*「ベクター素材」というのは、拡大縮小しても画像が粗くなることがないだけでなく、色やデザインの変更も容易にできてしまう素材のことです。つまり、カスタマイズに向いている素材。
販売者としては、確かに写真1枚につき⚪%がキャッシュバックされるため、高く売ることができる単品販売は確かに魅力があります。
ただし、クリエイターといっても、私のような「一般クリエイター」・「専属クリエイター」・「人物専属クリエイター」の3種類があり、キャッシュバックも順番に多くなります。
これは、定額制で売る場合も同じです。それでは、定額制での購入金額はどうなるのでしょうか?
定額購入の場合
- 年間更新プラン
- 画像10点/月 →6,380円/月
- 画像100点/月→16,500円/月
- 画像350点/月→24,970円/月
- 画像750点/月→29,780円/月
- 月々更新プラン
- 画像10点/月 →9,900円/月
- 画像100点/月→24,970円/月
- 画像350点/月→59,400円/月
- 画像750点/月→69,300円/月
このように、「たまに利用」・「毎月利用」・「年間通して利用」と、購入者は利用頻度に応じてそれぞれのプランを契約することになります。
それでは単品で、「最低でも1枚550円以上する写真を購入しよう!」と考えた場合、少なくとも個人が単品購入することはかなり考えにくいですよね。
さらに言えば、厳選した写真が選ばれることになります。つまり、単品購入のみで販売することは、確かに単価は高いですが、売れるチャンスを逃すことになります。
さらに、定額購入には大きなメリットがあります。
~定額購入のメリット!~
- 同じ価格で全てのサイズの写真・素材がダウンロードできる。
- 毎月のダウンロード可能限度数まで購入しなくても繰り越しができるため、使わない月があっても安心。
つまり、「大きなサイズが欲しい」「定期的に素材が欲しい」といった場合、定額購入にすることでだれでも手軽に有料の写真を購入することができるサービスとなっています。
それでは、肝心のクリエイター側への報酬は「単品購入」と「定額購入」でどれだけ違うのでしょうか?
「単品販売」と「定額販売」で報酬は大きく違う!
そもそも、PIXTAで写真販売をしようとすると、クリエイター自身が販売方法を選択することになります。販売方法は、大きく分けて2種類があります。
- 単品購入設定のみで販売
- 単品購入と定額購入と組み合わせて販売
*定額制のみの販売はできない。
→他にも、「独占販売」(他社ストックフォトサイトでの販売ができない代わりにコミッション率がアップする制度)を設定することもできます。
つまり、設定を触らなければ「単品購入と定額購入の両方で販売が開始」されることになります。それでは、報酬はどれだけ変わるのか、「一般クリエイターへの報酬」について見ていきましょう。
「単品販売」と「定額販売」による一般クリエイターへの報酬の違いとは?
PIXTA Channelを確認すると、このように設定されています。
- 「単品購入」または「定額制(ダウンロード点数10点/月以下のプラン)」:22~42%
- 「定額制(ダウンロード点数11点/月以上のプラン)」 :0.25~0.45クレジット
→「クレジット」は、1クレジット:110円換算。
そして、10クレジット(1,100円)以上で実際に換金できるようになります。つまり、定額制で購入された場合、1枚約0.25クレジットになるため1枚約27.5円の報酬となります。
もしも、「単品購入や定額制でもダウンロード点数10点/月以下のプラン」で購入されれば、Sサイズでも1枚121円(22%の場合)となります。
→Sサイズでも「単品販売」と「定額販売」で4.4倍の差があるため、定額購入で約4枚売れてやっと単品購入が1枚売れたことと同じになります。
単品販売:写真1枚につきクリエイターへの報酬(22%の場合)
- Sサイズ→121円
- Mサイズ→約435円
- Lサイズ→約798円
- XLサイズ→1,232円
単品購入で売れることはとても魅力的ですが、現実問題としてなかなか難しいでしょう。ちなみに、動画などは報酬が変わってきますので、以上の報酬額はあくまでも一般クリエイターの写真販売の場合です。
それでは、最後に私の販売状況をお伝えします。
販売状況は?
私の場合は、人(顔)は撮らないためどうしても風景などが多くなります。
さて、PIXTAへ写真をアップロードする場合、毎月の枚数制限があります。
承認が増えていくことで、少しずつアップロード枚数は増やしていくことができ、今では毎月50枚までアップロードしていくことができています。
2020年5月22日時点のアップロード枚数
赤で囲っている部分が、私が販売している写真の枚数です。(フォルダは、自分で分かりやすいように3項目作っています)
上から・・・
- 「未登録」:20枚(現在、申請中の写真)
- 「NG」:402枚(審査がNGになった写真の枚数)
- 「販売中」:572枚(審査に合格した写真の枚数)
→「ホームフォルダ」:994枚は、これまでアップロードした写真の全枚数。
つまり、これまでに約1,000枚申請しましたが、半分近くは商品にならなかった写真(NGになった写真)です。その理由は色々ありますが、「ピンボケ」や「ブレ」がそのほとんどの理由です。
ただ、NG写真は私のブログに使用しているため無駄にはなりません。
ちなみに、最初のうちは2~3割ほど審査に合格すればいい方だったので、その頃と比べると審査には通りやすくなっています。
*販売成績は5枚だけですので、約110枚販売してやっと1枚売れるペースです。
→現時点で、1枚0.25クレジット✕5=1.25クレジット(約1枚27.5円✕5枚=約137.5円)となります。
最後に
写真販売は、趣味として続けています。
少なくとも、約2年かかりましたがPIXTAでまだ1,000枚も販売することができていません。これは、PIXTAでの審査がそれなりに厳しいことと、私の技術が未熟なことが原因です。
だからこそ、PIXTAは有名な素材販売企業として株式上場(ピクスタ)もしています。
ちなみに、写真が売れるとPIXTAから販売された写真とともに、こんなメールが届きます。
あなたのアップロードした作品が、
定額制でダウンロードされました! 上記の作品がダウンロードされ、0.25クレジットが加算されま
したのでお知らせいたします。
一度体験すると、なかなか癖になります。
一眼レフは高いため、私はデジカメしか使っていませんが、問題なく申請に合格しています。ちなみに、当初はi pod touch 4thを使っていましたが、それでも数枚は審査に合格していました。
副業というよりは、趣味として続けてもいいかもしれません。ニーズがあれば、同じ写真が何度も売れたりするため、慣れてくれば枚数よりも質を重視した方がいいかもしれません。
ただ、売れてみないとどんな写真が売れるのか分からないため、最初は慣れるためにも少しのブレもないように挑戦してみてはいかがでしょうか?
*報酬金額は変わるため、その都度確認して下さいね!
コメントを残す