夜間に子どもが熱発することはよくありますよね。
今回は、夜間39.9℃まで熱が上がった2歳の息子を次の日に小児科へ行くまでの対応と必需品について紹介していきます。
*息子は、元気にしていて食欲もありました。
何があったの?
①息子は、いつも通り夕食を食べ、いつも通り暴れて(遊んで)いました。
→普段と変わったようすはほとんどありませんでした。
②入浴時、浴槽に息子と浸かっていると眠たいようすで何度も「カクン」「カクン」と寝落ちしそうになりました。
③入浴後、服を着せていると身体があきらかにプルプル震えている。
④ベットに寝かせ、入浴後のため30分程時間を置いてから検温。→体温は38.4℃。
⑤ベビーようのポカリスエットを飲ませて、アイスノンを頭に敷いて対応。
⑥30分後、再度検温。→39.9℃!
⑦坐薬を挿入。夜間は体温を測りながら就寝。
⑧朝になり37.6℃まで下がり、小児科へ。(目が覚めてからも息子は、いつもどおり元気にはしていました)
必要だった物は?
①坐薬
坐薬とは、肛門に挿入する錠剤(今回は解熱剤)です。
基本的には、熱があっても元気な場合は使用することはないのですが、さすがに体温が40度近くになっていたのですぐさま挿入しました。
坐薬は、先端を濡らすと挿入しやすくなります。できれば、感染予防・肛門を傷つけないためにビニール手袋を付けて挿入して下さい。(坐薬は人差し指の第一関節ぐらいまで挿入)
初めて坐薬を挿入するときは、緊張するかもしれませんが・・・
子どもをうつ伏せにしてお尻を持ち上げる。→使い捨てのビニール手袋をはめて、先を濡らした坐薬を人差し指の第一関節ぐらいまで挿入する。(もし、でてきたら再度挿入して下さい)
*坐薬をいれると、便意をもよおすことがよくあるので排便後が理想です。
*坐薬は以前、息子が38.5℃の熱を出したことがあり冷蔵庫に保管していました。
座薬の使用期限は?
「坐薬」とひとことで言っても、種類により保存期間が異なります。
坐薬 | 使用期限 |
カロナール坐剤小児用50 | 3年 |
アセトアミノフェン座剤小児用50/100/200 | 3年 |
アンヒバ坐剤小児用50 | 3年 |
カロナール坐剤100/200 | 5年 |
カロナール坐剤400 | 3年 |
アルピニー坐剤50/100/200 | 3年 |
とりあえず、3年は保存できると覚えておくといいですよ。
今回使用した坐薬は、アルピニー坐剤100(100mg)5個でした。
使用時の注意
病院で処方された袋に注意書きが書かれています。
- 坐薬は1回1個
- 38.5℃以上の熱、痛むとき
- 再度いれるときは、6時間空ける。
- 冷蔵庫で保存
用法用量を守って正しくお使い下さい。
*坐薬はあくまで応急処置ですので、必ず小児科へ受診して下さい。
②ベビー用のポカリスエット
「ビーンスターク」という赤ちゃん飲料で、赤ちゃんの体液と同じ浸透圧なため身体への負担が少なく飲むことができます。
→詳しく知りたい方は、こちらのHPへ。→大塚製薬
*夏場の水分補給のために買っていた残りを使いました。
③アイスノン
頭を冷やす方がいますが、首筋を冷やして下さい。アイスノンには、長タオルを2枚巻くと頭が冷えすぎないので安心です。
④体温計
脇で測るタイプだと子どもが泣き出してしまうので、おでこや耳などで瞬間的に測れるものがオススメです。
おでこで測れるタイプを持っていたので、1年ぶりに使おうとしたのですが電池の液だれのため故障していて使うことができませんでした。電池の液だれはよくあるので、電池を使用する物は定期的に点検されたほうがいいですよ。
小児科へ
小児科へ行く前に、自分がした処置をメモに書いておきます。
私の場合なら・・・
21:10ー風呂後にけいれんがみられた。
22:00ー38.6℃(アイスノンを首下に敷く)
23:00ー目覚めたので、ポカリ150cc。排尿多量。(検温38.7℃)
0:40ー検温39.9℃ 坐薬(アルビニン100)挿入。
朝になり、熱は37.6℃まで下がりました。
少し細かくなりましたが・・・
大事なことは、
①いつからどんな症状があったのか?
②なぜその対応をしたのか?
③結果的にどんな状態か?
をメモ程度に書いておけば先生に伝えるときにわかりやすくなります。
時系列で書くと思い出しながら書くことができますよ。
子どもは、高熱が出ていたとしても見た目ではほとんど分からないことがあります。
十分にご注意下さい。
ちなみに、主治医の先生からは「元気やし明日、まだ熱があったら来てください」とのことで座薬が処方されました。
まとめ
- 子どもの状態は見た目で分からないことがある。
- ベビー飲料・アイスノン・体温計・使い捨て手袋を常備しておく。(坐薬はあれば残しておく)
- 高熱がでたあとは小児科へ。
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