子どものいじわる?いたずら?その行動の原因しっていますか?

子どもが成長し、幼児(1歳~小学校就学まで)になると、どんどん「いじわる」を覚えていきます。でも、「いたずら」と見分けがついていますか?今回は、子どもの「いじわる」と「いたずら」について紹介します。

そもそも「いじわる」と「いたずら」とは?

「いじわる」とは・・・

ウィキペディアより引用:

悪口や陰口を言う、嫌がらせや仲間はずれ、暴言・暴力をするなど、人につらくあたること。

意地悪をする背後にある気持ちには様々なものがある。様々なタイプからいくつか例を挙げると、気分が悪いとき、痛みを持っているとき、が挙げられる。人は気分が良く順調なときに、気分が良いことや順調なことをきっかけにいじめる、ということはまず無いのである。

大人の社会では当然のようにありますよね。「子どもは大人の鏡」といわれるように、子どもは大人から時には、大人から学んだ子どもから「いじわる」を学んでいってしまいます。

また、いじわるをするときは引用からもわかるように、自分自身がとてもしんどい状態にあるときです。

「いたずら」とは・・・

良くも悪くも本人が楽しいことが大前提。あまり度が過ぎると悪ふざけになります。ですが、根底にあるのは「いじわる」とは真逆です。自分自身がとてもドキドキ楽しい状態にある時です。

言葉で説明されると全く違うことが分かると思います。

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子どものその行動は「いじわる」?それとも「いたずら」?

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私には2歳の息子と生後2か月の娘がいますが・・・

最近、息子は娘にたいして「いじわる」と「いたずら」をするようになりました。

例えば・・・

「娘の足を引っ張る・たたく」

  • 「いじわる」の時は、真顔でうつむきながら娘を叩きます。
  • 「いたずら」の時は、ニコニコしながら触るように叩きます。

こんなシチュエーションは子育てをしていれば誰でも「あるある」だと思います。

そして、この時期の子どもに影響する最も身近な存在は「親」ですよね?

つまり、良くも悪くも私たちの行動が息子にそのまま伝わっています。

 

息子が娘の足を引っ張たり叩く前にはこんなことが

娘に「いじわる」をしたとき

→「いじわる」をする直前に、「いたずら」でお茶を口からわざと噴き出して奥様に怒られていました。ですが、奥様は息子を怒った直後に娘におっぱいをあげていました。娘もおっぱいを飲んでスヤスヤと眠っていました。

娘に「いたずら」をしたとき

  • 散歩に行って、思いきり体を動かしたあと。
  • 好きなお菓子を食べたあと。
  • 好きなトーマスやアンパンマンをみて興奮したとき。
  • 娘がどんな反応をするか見たいとき。

興味関心で自分の気持ちが抑えられないときの行動。

 

こどもの「いじわる」と「いたずら」は繋がっている

もうお気づきだと思いますが、いたずらいじわるに変わってしまいました。それも原因は親(私達)です。子どもの発達で、「いじわる」や「いたずら」は成長の証といわれます。ですが、「いじわる」をしてもけっきょく自分に返ってきますよね?息子の場合は、私に怒られます(笑)

 

 

ここで伝えたいことは、「子どもを叱らないで!」ではなく、「叱ったあとはしっかり見てあげて!」です。見落としがちですが、散歩のあとなど嬉しいことがあったあとも注意が必要です。大人にもある「はめをはずす」行為。特に子どもにはよくあります。はめをはずし続けていることもしばしば(汗)


子どもはそうやって気持ちのコントロールを学んでいきます。「正しいしかり方」ってよく言いますが、どんなしかり方をしても子どもにはなにかしら気持ちに揺れが起こります。そのため、子どもの気持ちが大きく動いたとき、しかもその理由が親であるならその後の子どもの行動は特に注意深く見ないと子どもはやり過ぎてしまいます。

いかがだったでしょうか?嬉しいことや悲しいことなど、こころが揺さぶられることってたくさんあります。そして、子どもはそのたびに行動に出てしまいます。まずは、子どもがどうしてその行動をしているのか考えるとこからはじめてみませんか。

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