2019年10月1日から、とうとう消費税10%が始まりました。
テレビでは、軽減税率やポイント還元でもちきりになっていますよね。
さて、そんな増税が消費に与える影響を緩和するために、「負担感を軽減?」させるために他にも企業努力を含め、さまざまな取組みがおこなわれています。
今回は、そんな政策の中で私が実際に利用している「プレミアム付商品券」についてご紹介します。
*郵送で届いた「プレミアム付商品券 関係書類」を参考に紹介
「プレミアム付商品券」ってなに?
プレミアムが付いている商品券です。
すみません。これだけでは意味が分からないですよね。
プレミアム付商品券は、「消費税・地方消費税の引き上げによる消費に与える影響を緩和するとともに、地域での消費喚起および下支えを目的」としています。
つまり、増税による負担感を軽減させるために実施されています。
それでは、気になる「プレミアム」とはなんでしょうか?
いったいなにが「プレミアム」なの?
このプレミアム付商品券は、500円の商品券が10枚綴り(5,000円分)を4,000円で購入できます。乱暴な言い方をすれば、1冊に付き4,000円で5,000円を買っているイメージです。
1冊につき、1,000円分がプレミアムとしてキャッシュバックされると言うことは・・・・
一人5冊まで購入できるため、最大で一人分として5,000円キャッシュバック(1冊5,000円×5冊=2,5000円を20,000円で購入した場合)を受けることができます。
確かに、プレミアムですよね。
ただし、説明した通り対象者は商品券を購入しなくてはいけません。
さて、そんなプレミアム商品券で気になるのは「誰が対象者に選ばれるのか?」ではないでしょうか?
誰が対象者になるの?
子育て世帯
- 平成28年4月2日~令和元年9月30日までに生まれたお子様がいる世帯主の方。
- 誕生日:平成28年4月2日~令和元年6月1日→時点:令和元年6月1日(基準日B)
- 誕生日:令和元年6月2日~令和元年7月31日→時点:令和元年7月31日(基準日C)
- 誕生日:令和元年8月1日~令和元年9月30日→時点:令和元年9月30日(基準日D)
- お子様の誕生日に応じた時点で住民票がそれぞれの市にある方が対象
私の場合は、1歳(平成30年8月1日生まれ)と3歳(平成28年8月18日生まれ)の子どもがいるため基準日Bの対象になりました。
また、平成30年に京都から引っ越してきましたが令和元年6月1日時点では、現在の市に住民票を移しているため問題なく引換券が届きました。
◎住民票を移していないと大変なことになるかも◎
「生活の拠点が移動しない場合」や「新住所に住むのが1年未満と分かっている場合」などは、住民票を移さなくとも罰則を受けることはないと思います。
ただし、理由もなく引っ越してから14以内に住民票を移さないでいると、5万円以下の科料を受ける可能性があります。
この前提で紹介します。
そもそも、プレミアム付商品券は住民票がある住所あてに送付されます。そして、送付された市内にあるお店などでしか利用することができません。(他市では利用できない)
そのため、例えばプレミアム付商品券を使い切る前に引っ越してしまうと、わざわざ引っ越す前の地域に戻らないといけないことになります。
ちなみに、プレミアム付商品券は下記の写真のように「⚪⚪(市の名前)プレミアム付商品券」と書かれているため、どこの市で発行されたものか一目で分かるようになっています。
また、子育て世帯以外にも、「非課税者」が対象になります。
*私の実家も非課税のため、送られてきたそうです。
→対象者には、郵送で「守山市プレミアム付商品券購入引換券」が封書で送られてくるため、この時点が自分が対象者かどうかが分かります。
それでは、プレミアム付商品券を購入するときはどうすればいいのでしょうか?
プレミアム付商品券の注意事項!
どこで商品券を購入するの?
私が住んでいる市では、商工会議所・駅前総合案内所の他、期間限定で他の場所でも販売されています。
そもそも発行しているのが商工会議所のため、こちらに行けば確実に購入することができます。
販売期限と交換期限
私が、早い段階で交換した理由はここにあります。
①プレミアム付商品券の販売期間→令和元年10月1日~令和2年1月31日(4ヶ月間)
②プレミアム付商品券の使用期間→令和元年10月1日~令和2年2月29日(5ヶ月間)
この期間が長いと感じるか短いと感じるかは人それぞれだと思いますが、私は短いと感じたためすぐに購入することにしました。
ある程度の融通は利く?
先程、引っ越す場合の注意事項に触れましたが、引っ越すときに交換していなければ問題ありません。
というのも、引換券は「購入確認欄」に購入した商品券の冊数分だけハンコを押されることになります。5冊交換した時点で、ハンコは5つ押され引換券は役目を終えて「失効」となります。
つまり、購入確認欄の未押印欄数に応じて住まいの市町村のプレミアム付商品券購入引換券と交換することができます。
例えば、転出前に確認印が2つ押されていた場合
転入先では、既に交換して確認印が2つ押印された状態で残り3冊分を転入先の購入引換券と交換することができます。
基本的には、プレミアム付商品券を使い切るまでそこから引っ越さないことです。
その他注意事項は?
①引換券は再発行されないため、子どもにイタズラ(破られない)ようにすぐに交換した方が安全。(引換券も再発行できない)
②商品券を購入するときは、引換券と身分証明書が必要。
③購入時に、何枚でも使えるがおつりがでない。
こういった注意事項もあります。
使い道は?
サンプル数1ですが、私達の使い道について最後にご紹介します。
結論からいえばいつもと変わりません。
わが家では、生活費(食費とミルクやおむつ代)は1ヶ月約5万円でやりくりしています。
先程紹介したように、対象となる子どもが2人いるため合計で10冊分購入することができます。つまり、最大で4万円を5万円と交換することができます。
つまり、今月(10月)は計算上、4万円で5万円の生活費をまかなえることになります。
本来なら、普段買わない物を買った方がいいのかもしれません。
ただ、そもそもが増税の負担感を減らすための政策です。そのため、私の場合は話し合ってそっくりそのまま普段の生活費に充てることにしました。
つまり、今月だけ1万円の負担が減るが来月から負担が重くなるということです。
最後に
個人的には、プレミアム付商品券や軽減税率などに使うお金があるのなら、他に使えばいいと考えてしまいます。
→さいあく、増税10%のみにすればよかったのでは?
そんな葛藤をしながら今回のサービスを利用しましたが、精神衛生上あまりよくないですね・・・
それはそうと、使わないともったいないので、対象になっている方はどんどん使っていきましょう!
繰り返しますが、「引換券と交換する!」と、勘違いしてしまう人もいるかもしれませんね。
あくまでも、プレミアム付商品券は購入する商品です。
1冊(5,000円)につき2割引(4,000円)=20%減で購入することができます。
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