世界人口と日本を比較! 実は、日本の人口はトップ⚪⚪位!?

皆さんは、世界から見て日本の人口がどれだけ多いかご存じでしょうか?

ちなみに2019年時点で、日本の人口は約1億2千万人います。

それでは、世界人口で比較すると何位くらいだと思いますか?

今回は、「世界人口と日本の比較」について国連の情報をもとにご紹介します。

 

日本の人口は多い?少ない?

日本では、少子高齢化が進み人口減少が叫ばれていますよね。

それでは、そもそも日本の人口は国別ランキングで何位になっていると思いますか?

2019年6月18日に更新されたグローバルノートより

  1. 中国→約14.2億人
  2. インド→約13.5億人
  3. 米国→約3.2億人
  4. インドネシア→約2.6億人
  5. パキスタン→約2.1億人
  6. ブラジル→約2.0億人
  7. ナイジェリア→約1.9億人
  8. バングラディシュ→約1.6億人
  9. ロシア→約1.4億人
  10. 日本→約1.2億人

 

世界で人口が10億人を越えているのは?

さて、「インドが中国の人口を追い抜く」なんて聞いたことがありませんか?

1位~10位までの順位を見れば分かりますが、人口が10億人を越えているのは「中国」と「インド」しかありません。

つまり、世界人口と比較してもこの2カ国がダントツで多いことが分かります。

そして、インドと中国を比較すると約7千万人ほどの差しかありません。

「7千万人!」と聞くと、途方もない数字に見えるかもしれませんね。これは、第3位のアメリカの人口を見るとよく分かります。

第3位であるはずのアメリカの人口と第2位のインドの人口を比較すると、4倍以上の差があります。つまり、約10億人も人口差があることが分かります。

これだけを見ても、インドと中国が各国とどれだけ人口差があるか分かるのではないでしょうか。

 

日本の人口は世界で10位!?

驚くべきことに、日本はトップ10位にはいっています。

つまり、世界で10番目に人口が多い国。それが日本です。

ちなみに、「近い将来、日本は人口が1億人を切る」といわれています。

2019年の統計で、1億人をきった最初の国は人口が約9,800万人の「エジプト」でした。

そして、そのエジプトは人口順では14位になっています。

このように、2019年時点で世界人口は1億人もいれば十分多いことが分かります。

つい、大国の人口に眼がいってしまいますが、世界と比較するとこのようにまた違ったものが見えてきます。

そして、大国と言えばロシアですが、人口だけをみると日本とそれほど変わらないことが分かります。

つまり、少なくとも人口だけで比較した場合、決して日本は他国と比べて「人口が少ない」と言うことはありません。

 

今後の世界人口はどうなっていくの?

それでは、今後世界の人口はどうなっていくのでしょうか?

国連が発表した「世界人口推計2019年版」が報告されています。

世界人口は、現在約77億人。

2050年には約97億人となり、30年間で20億人の増加が見込まれています。

さらに、「今世紀末には、約110億人でピークに達する可能性がある」とも結論づけられています。

そして、少子高齢化は日本だけの問題ではないことが示されています。

平均寿命が延びたことはいいことかもしれません。

ただ、平均寿命の伸びと少子化により世界人口の高齢化が進み、人口が減少している国の数が増えています。

このように、世界人口は増えていくにも関わらず、日本のように人口が減少していく国が増加していきます。

 

予測される人口増が多い国は?

  1. インド
  2. ナイジェリア
  3. パキスタン
  4. コンゴ民主共和国
  5. エチオピア
  6. タンザニア連合共和国
  7. インドネシア
  8. エジプト
  9. 米国

となっています。

そして、2027年頃にインドは中国を抜いて世界で最も人口が多い国になると予想されています。

*サハラ以南アフリカの人口は、2050年までに約2倍になると予測されています。

→たったの30年で人口が2倍になるため、2050年頃の人口順位は様変わりしていることが予想できます。

ところで、日本でも少子高齢化が社会問題化していますよね。

それでは、世界も高齢化しているのでしょうか?

 

2019年の世界人口の高齢化率をご存じでしょうか?

世界人口の11人に1人=約9%が65歳以上です。

ところが、2050年までに6人に1人=約16%に増加する見込みです。

このように、日本だけでなく世界的な高齢化が示唆されています。

世界に目を向けてみると、人口増加、少子・高齢化が顕著に進むことがみてとれます。

単純な話し、生産人口が減少しても社会を回していかなくてはいけません。

そして、日本も人口が減少していく国の1つです。

となれば、移民を受け入れる必要があるのか?

そうなれば、日本の文化はどうなるのか?

これまでの保健や福祉といったサービスをこれまで通り受けることはできるのか?

消費税10%が2019年10月1日から始まりました。

同時に、知ればしるほど難解な軽減税率も始まりました。


確実に社会が変わっていく中で、今の常識は子ども達が大きくなる頃には、なんの役にも立たなくなるかもしれません。

もし、今よりももっと犯罪が増加する世の中になっていたら、安易に「道徳」を教えることも難しくなるかもしれません。

過去が繋がって今がありますが、スピードが速すぎてどれくらいの人が追いついていけるのでしょうか?

いかがでしたでしょうか。

日本だけではなく、世界の現状を知ることで学びのきっかけになったのではないでしょうか?

 

最後に

人口減少と高齢化は、社会保障制度の維持を困難にしていきます。

「ベーシックインカム(政府が全国民に最低限の生活が送れるだけの資金を定期的に支給する制度)」なんて話しがでてくるほどですが、現実的なのでしょうか?

また、日本では外国人技能実習生の受け入れが開始され、5年間で約34万人の外国人労働者を受け入れる計画です。

ただ、すでに技能実習生の行方不明者や自殺、そして過労死などが疑われる事案が多発しています。

社会構造が年々大きく変わっていく日本で、どうやって生きていくのか?

今後の課題は、これまでにない規模で速いスピードで膨らみ続けています。


参考

グローバルノート -国際統計・国別統計専門サイト
https://www.globalnote.jp/post-1555.html

国際連合広報センター
https://www.unic.or.jp/news_press/info/33789/

 

 

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