コロナワクチンを接種するまで・・・ 自己判断が基本!

 

この記事では、もうすぐ始まる「コロナワクチンを接種するまで」についてご紹介しています。

 

これまで、日本で開始されるコロナワクチン接種についてご紹介してきました。

ただ、どんなワクチンでも副反応は引き起こされますし、「禁忌」もあるため全ての人が接種できるわけでもありません。

なにより、コロナワクチンはこれまで実施されたことがない、遺伝子を利用した初めてのワクチンとなります。

ちなみに、接種の仕方も「筋肉注射」と呼ばれるより深く注射を刺すことになります。

それでは、そんなコロナワクチンを私達が接種するためにはどうすればいいのでしょうか?

今回は、「コロナワクチンを接種するには?」についてご紹介します。

 

そもそもどこでワクチン接種ができるの?

原則、どこででも受けられるわけではありません。

  • 住民票所在地の市町村(住所地)の医療機関
  • 接種会場

これらの場所で、接種できることになります。

ただ、もちろん「原則」ですので例外はあります。

 

住所地以外でワクチン接種ができる例外とは?

  • 入院・入所中の住所地以外の医療機関や施設でワクチンを受ける
  • 基礎疾患で治療中の医療機関でワクチンを受ける
  • 住まいが住所地と異なる

こういった場合は、住所地以外で接種ができる予定になっています。

→医療従事者などの接種場所については、勤務先から知らせがくる予定になっている。

それでは、接種場所が分かればいつでも接種できるのでしょうか?

 

予約が必須!

そもそも、「予防接種にいったのにクラスターが発生!」なんてことになっては、本末転倒ですよね・・・

接種手順も決められています。

❶まずは、接種の時期よりも前に「接種券」と「新型コロナワクチン接種のお知らせ」が届きます。
→この時、初めて自分の接種可能な時期が確認できる。

➋ワクチンを受けることができる医療機関や接種会場を自分で探す。
→原則、「住所地の医療機関」・「接種会場」から選択する。

❸接種場所を自分で決めたら、「電話」や「インターネット」で予約する。


そして、実際にワクチン接種に行く時は、市町村より郵送される「接種券」「本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)」が必須になります。

つまり、❶自分で受診する医療機関を決めて、➋予約し、❸「接種券」と「本人確認書類」を持参することで、初めてワクチン接種ができることになります。

ちなみに、接種費用は公費負担(無料)になります。

そして、最も大事なことがあります。

 

ワクチン接種で大事なこととは?

コロナワクチン接種は、強制ではありません。

そもそもの話しですが、インフルエンザワクチン1つとっても、実は会社が強制して接種させることは難しいことをご存じでしょうか?

とういうのも、どんなワクチンでも副反応が引き起こされる可能性があるためです。

そのため、形式上は推奨はできても強制はできません。こういった理由から、コロナワクチンについても努力義務になっていると考えられます。

ちなみに、予防接種を受けずに感染した従業員に懲戒処分をしたとしても、争いになれば無効と判断される可能性が高くなります。

Alexandra_Koch / Pixabay

めったにあることではないですが、もしもワクチン接種を強制した従業員が副反応により、「重大な障害」や「死亡」した場合、誰が保障することになるでしょうか?

当然、強制した会社の責任となります。

そういったことがあるため、強制することはリスクしかありません。

特に、コロナワクチンは「妊婦さん」「授乳中のお母さん」などへの影響はまだよく分かっていません。

妊婦さんに関しては、副反応の影響がまだよく分かっていないため、努力義務の対象から外されている。

また、そもそも「ワクチンに含まれる成分、PEG(ポリエチレングリコール)や交差反応をおこすポリソルベートにアレルギーのある人」は、禁忌となるためコロナワクチン接種は避けた方がいいでしょう。

 

「妊婦さんとコロナワクチンの禁忌」については、こちらの記事で紹介しています。

コロナワクチンの不安といえば? 中・長期の副反応はこれから・・・

つまり、大前提として「しっかり情報提供を行ったうえで、接種を受ける方の同意がある場合に限り接種が行われる」ということになります。

つまり、コロナのワクチン接種についても、「全て自己判断で決定される」という形式がとられることになります。

厚生労働省のHPを確認しても、「受ける方の同意なく、接種が行われることはありません。」と、記述はされている。

そして、そのための同意書でもあります。

 

最後に

もしも、ワクチン接種が強制接種になったらどうなると思いますか?

今回の新型コロナでは、すでに「マスク警察」なんて言葉ができる事態にまでなりました。

そんな中、コロナワクチンを接種していないことが分かれば、旅行に行けないどころか外出すら難しくなるかもしれません。

村八分のようなことが、引き起こされる可能性もありますよね・・・

そうなれば、当然、仕事もできなくなるでしょう。

このように、ワクチン接種の強制は、個人の命に関わる問題に発展する可能性を秘めています。

ワクチン接種が必要な人は誰なのか?

冷静に判断して、自分で接種の有無を決めるようにして下さいね。


参考

→厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00218.html

首相官邸
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/vaccine.html

 

 

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