子育てはもっと評価されてもおかしくない!
子育ては、やりがいがあるとはいうものの予想外の連続ですよね。楽しい反面、本当に大変だと感じる毎日だと思います。今回は、ママさんパパさんに赤ちゃん子育ての注意点と、「あなたはとてもすごいことをしている!」という話しを紹介したいと思います。
赤ちゃんは自分で寝返りをしてしまう!
赤ちゃんの子育てをしていてヒヤッとしたことはありませんか?
いつの間にか自分で寝返りをしてうつ伏せになってしまっていた・・・
首がすわってくると自分で少しずつ上体を動かせるようになってきます。ですが、うつ伏せになってから自分で仰向けにの状態に戻れない時期があります。
子どもが自分で身体を揺さぶったり、足をあげてひねろうとする仕草が見られるようになれば、いつ寝返りをしてもおかしくありません。
ですが、寝返りをした時にもし・・・
①ベット柵がしていなかったら床に落ちてしまう可能性があります。
②クッションや布団などで窒息するかもしれません。
特に、初めて子育てをする場合(私もそうでしたが)日々、できるようになる子どもを自分の目で見ることになります。
子育ては、目を離すと命取りになる状況の連続です。それを親になった瞬間から当たり前のようにママさんパパさんは毎日しています。
厚生労働省からH29年版の人口動動態の概況が掲載されています。(人口10万対)
出生数は去年と比べると大幅に減少
厚生労働省:平成 29 年(2017)人口動態統計月報年計(概数)の概況で乳幼児についても示されています。
出生数:3 万 918 人減少(H28年:97万6978→H29年:94万6060人人)
赤ちゃんが生まれる人数をみただけでも1年ですでにこれだけ少なくなっています。
また、45歳以上での出生率は増加していますが、44歳以下ではどの階級でも減少しています。
*最も出産が集中しているのは30歳~34歳。
*結婚率と離婚率はともに減少しています。
0歳~4歳のお子さんの死亡数が一番高い
(H28)2618人→(H29)2454人となっています。去年と比べると164人減少しています。
ですが、5歳~19歳までの亡くなられた子どもの人数を足してもまだ0歳~4歳までのお子さんの死亡数のほうが高くなっています。
なぜ、0~4歳でここまで亡くなる人数が多いのでしょうか?
H29年版
①先天奇形、変形、及び染色体異常:男児の死亡原因の約3割をしめています。(女児では約4割)
②周産期に特異的な呼吸障害及び心血管障害:男女とも約1割。
③乳幼児突然死症候群+不慮の事故+胎児及び新生児の出血性障害及び血液障害:合わせて約1割
最近注意喚起されている乳幼児突然症候群も全体としては少ないことが分かります。もちろん、最初に伝えてたような不慮の事故も含めて、注意しないといけません。
*残りの4割以上は「その他」となっています。
乳児死因分類表(乳児死因簡単分類表)がありますので、詳しく知りたい方はこちらまで。
乳児死因分類表(乳児死因簡単分類表)→http://www.fihes.pref.fukuoka.jp/~kikaku/hokendb/file/toukeinenpou/H23/nyujibunrui.pdf
子育てには危険が付き物。ですが、ママさんパパさんはそれを毎日こなしています。子どもの誕生日が来るたびに、子どものお祝いだけでなく「自分たちはすごいことを達成した!」ともっと誇ってもいいのではないでしょうか?子育ては文字通り子どもを育てる(生かす)こと。さまざまな家庭環境がありますが、子どもが少なくなったといわれる現在。子育てをしているママさんパパさんはそれだけで十分な社会貢献をしているといえるでしょう。
まとめ
- 人口減少は本当に起きている。
- ちょっとした油断が乳児の場合不慮の事故につながる。
- 19歳までの子どもの中では、0歳~4歳が圧倒的に死亡率が高い。
- 危険と隣り合わせの子育てを親は毎日している。
参考
厚生労働省:平成 29 年(2017)人口動態統計月報年計(概数)の概況
http://www.pinkribbonfestival.jp/about/pdf/h29.pdf
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