ツイッターは、匿名で便利でお手軽!? ~危険な投稿はしていませんか?~

 

最近、ツイッターによるさまざまな事件が多発しています。

そして、ツイッターを使用しているのは20代などの若い世代が中心で子ども達も例外ではありません。

今回は、陥りやすいお手軽すぎるツイッターの危険性についてご紹介していきます。

 

ツイッターとは?

~ことばの用語解説~

ツイート:ユーザー(ツイッターを使っている人)が画像や動画、言葉などを投稿すること。

リプライ:他人のツイートに返信する機能。→質問などにも使えるので、会話もできます。

リツイート:自分が目にしたツイートを他の人にも広める機能です。


Pexels / Pixabay

ツイッターは、電話番号・メールアドレスとインターネットの環境があれば、だれでも匿名で簡単に始めることができます。

匿名性とお手軽な操作のおかげで、自分の考えをどんどん自由に発信できると考えている方も多くいるかもしれません。確かに、調べられない限りそういった部分はありますが、難点もあります。

 

人間は、楽をしたい生き物ですよね。

例えば、「素人が路上ライブをやらずに、ネット配信した方が気楽にできてしまう」なんてことを投稿すればすぐに非難が殺到するでしょう。

一億総非難社会とも呼ばれるようになってしまった昨今。

現実世界では、ネットの言葉を使えば「顔をさらして」生きています。

ですが、ネット上では自分のことはだれにもばれることがないと考えてしまっているのではないですか?

テレビでもよく取り沙汰されますが、例えばあなたが投稿した写真や部屋の構造などで身元が特定されることが当たり前のようにあります。

しかも、それは警察ではなく素人がです。

また、お友達機能を解除していなければ匿名にしていたとしてもツイッターの機能として「知り合いですか?」と勧めてきます。

このことから、ツイッターの投稿は現実世界となんら変わらないということを知っておく必要があります。

geralt / Pixabay

 

投稿する前に知っておこう!

大きく違うことは、どんなによかれと思った投稿であっても全ての人にとっていいこととは限らないことです。

どんな投稿であっても、非難できる部分はかならずあります。共感できる人が少ないと、非難した部分だけが大きく取り沙汰されて拡散されていくこともあります。

つまり、普段なら批判しないような事柄でもどんどん誹謗中傷が拡散されていきます。

例えば、子育てのやり方は本来誰かに強制されることではなくそれぞれの家庭が試行錯誤しながら形成していくものです。なぜなら、全ての責任をとるのは親だからです。

周りにできることは、責任を伴わないアドバイスぐらいでしょう。にもかかわらず、例えばツイッターでは責任をとらない人達から好き勝手に自分(親)がしていることにたいして誹謗中傷が集まります。

「渡る世間は鬼ばかり」を見ていた方なら分かると思いますが、昔は姑さんから子育てについていろいろと苦言がありました。ですが、姑さんも家族です。同居していればなおさらです。また、時には力にもなってくれることもあるでしょう。

ですが特に匿名でしているネットの人達は、顔も名前もどこにいるかも分からないだけでなく、本当に存在しているかすら分からない人達の集まりです。

そんな人達から、毎日のように誹謗中傷が集まってくればどうですか?

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拡散力が高いといわれるツイッターですが、このように興味が感化されればそれこそネズミ算式に広がっていきます。それも、世界中にです。

単純に、ツイッターを開設した当初は自分一人だけですが、そこから取り返しのつかないことになることもあります。

 

 

ツイッターによるトラブル・事件

ツイッター上での誹謗中傷やストーカー行為などは日常茶飯事なので、特に珍しいことではなくなりました。

ニュースでもよく取り沙汰される内容は、写真や動画での違法行為。

①悪ふざけ投稿→飲食店で醤油差しに口を付けて戻すなどありとあらゆる「悪ふざけ?というか犯罪レベル」のものが起こっています。

②土下座をさせている社員の写真を投稿して逮捕。

③性的な画像を投稿して逮捕。

④ツイッターの投稿(不適切な発言)が原因で何人もの政治家が辞任しています。


ツイッターといえば、アメリカのトランプ大統領が有名ですよね。当たり前のように注目されます。なぜなら大統領だからです。皆が見るでしょう。

日本でも同じです。

国会議員も当たり前のようにツイッターをしています。

このように、否応なしに注目をあびる人は特に注意が必要です。

ただ、注目をあびるというのはなにも有名人に限ったことではありません。

あなたの学校の優等生・目立たない生徒など、どんな人であっても興味の引く投稿でさえあればいいのです。

そして、その投稿に話題性があれば格好の標的となります。

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ツイッターはやめた者勝ち!?

個人としての見解ですが、私のように仕事としてツイッターを利用しているなら別ですが個人で趣味として危険性も知らずにやっているならすぐにやめた方がいいかもしれません。

投稿する条件

①警察に見られても問題ない内容であることが大前提。

②その他大勢が反応してしまう内容でないこと。

  • 政治
  • 宗教
  • ジェンダー
  • 子育て論や教育論

など多岐にわたるので自分での判断では不可能。投稿しないと分かりません。また、最初は認められても後から非難が殺到することもあるので、実際はいつどうなるか分かりません。

③あなたの投稿は、多くの悪意のある人に見られていると認識していること。

④自分の顔は投稿しない。させない。

→顔だけを切り取る・ピース写真から指紋を読み取るなどネットを検索すれば悪用の仕方はいくらでも見つかります。

→あなたは、友達が勝手に投稿することを止められますか?

⑤何かあった場合、自分だけの責任ではない。

言うまでもないですが、悪ふざけで逮捕されれば親・兄弟・親戚・就職先の会社など影響は計り知れません。

もちろん、逮捕されなくても社会的な地位を失う可能性もあります。

→社会的な地位を失うとは、簡単に言えば身体的・精神的な理由から外に出られない状態になることもありえるという意味です。

 

ツイッターの影響力

少し煽り気味だと感じた方もいると思いますが、現実的に起こっています。

ツイッターは、「手軽」「便利」「簡単」に24時間いつでも情報を発信できて拡散されていきます。

何かを不特定多数の人に一気に伝えるならこれほど適したツールはないかもしれません。

残念な点は、有用な情報よりも非難や苦情といったマイナスの情報の方が拡散されやすいことにあります。

私の記事も何人の人に読んでもらえることやら・・・

アプリゲームにはまっている人に、「アプリゲームはやめましょう!」と言っていることと大差ないので。

ツイッターがアプリゲームと違うところは、影響があなた自身の依存症というレベルではなく多くの人を巻き込む点にあります。


geralt / Pixabay

・「あなたのツイートに傷付いている人がいます」なんて内容の人権ポスターを見たことがありませんか?

おそらく人ごととしてしかとらえませんよね・・・

・それじゃあ、「あなたのツイートがあなたを追い込んでいる」と言われればどうですか?

これでもまだ人ごとにしかきこえませんね・・・

・それでは、「あなたのツイートがあなたを殺す」といわれればどうですか?

これでも「まさかそんなことないだろう~」と思いますよね。


名誉毀損で訴えられて、逮捕され職を失っている人がどんどん増え続けている現在ですら、どんなに言葉を尽くしても理解されず、自分が体験するまでわかりません。

本当にあなたのツイート(投稿)は安全なものですか?

あなたのお子さんにツイッターのメリットとデメリットを正確に説明できますか?

 

まとめ

  • ツイッターは匿名だという都市伝説が多くの人に信じられている。
  • 簡単、手軽にできるため犯罪行為をしている本人でさえ無自覚。
  • 利便性ばかりが注目され、危険性をほとんど知らない人がツイッターを利用している。
  • たくさん情報を発信しているのに、「発信者は匿名?」という矛盾に気付いていない。

 


参考

yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/

 

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