液体ミルクがより便利に! あなたはどちらを選びますか?

 

液体ミルクが発売された記事を以前、ご紹介しましたが実はそれだけではありませんでした。

そもそも、液体ミルクは「紙パック」や「缶」で売られていますが、哺乳瓶に移し替える必要があるため、「少し使いづらい」という難点がありました。

ですが、実は紙パック用乳首がすでに販売されています。

今回は、「液体ミルクも移し替えずにそのまま飲める!」という内容でご紹介します。

 

液体ミルクについてはこちらの記事で紹介しています。

液体ミルク発売が開始!『発売中の「グリコ」』と『これから発売される「明治」』

 

そもそも液体ミルクってなに?

液体ミルクは、調乳済のミルクが液体上で販売されている製品です。つまり、「開封すればすぐに飲めるミルク」それが、液体ミルクです。

海外ではすでに普及していますが、日本では、2019年3月5日(平成31年)にやっと発売されました。

  • 江崎グリコ:アイレクオ赤ちゃんミルク→紙パック(125ml)
  • 明治   :明治ほほえみらくらくミルク→スチール缶(240ml)

2019年12月現在、日本産の液体ミルクは、この2種類の液体ミルクしかありません。

そして、これまで哺乳瓶に移し替えないと、赤ちゃんは液体ミルクを飲むことができませんでした。

ところが、明治よりも一足先に江崎グリコは、2019年11月29日に「チュチュ紙パック用乳首」を発売開始しました。

 

「チュチュ紙パック用乳首」ってなに?

特徴は?

  • 新生児~卒乳まで使えるスーパークロスカット乳首(「吸う力」と「加える力」でミルクの出方をコントロールできる)
  • 持ち歩きに便利なフードやノズルカバーが付いている
  • 消毒可能(全パーツ:薬液・煮沸・レンジ消毒可能)

つまり、使い捨てではなく繰り返し使うことができ、哺乳瓶も必要ないため外出がかなり楽になります。


そもそも、液体ミルクは2016年4月に発生した熊本地震をきっかけに注目を浴びました。

→液体ミルクは、災害時のミルクとして生まれた物です。

  • 素早く飲ませたいとき
  • 外出時の水分補給
  • 災害時

つまり、「脱水になりやすい赤ちゃんの水分補給が、いつでもどこでもできるようになった!」ということです。もちろん、保存についても常温で約6ヶ月保存可能となっているため、長期的に利用していくことができます。

とはいえ、海外ではすでに吸い口を容器に取付けて、そのまま飲ますことができる商品が数多くあります。日本も、少しずつ海外に追いつこうとしています。

 

明治もアタッチメントを発売決定!

明治が発売している「明治ほほえみらくらくミルク」のスチール缶に装着できるアタッチメントを2020年春に発売予定となっています。

6缶セットに専用アタッチメントを付けて発売される予定。

チュチュ紙パック用乳首と違う点としては、スチール缶に取付けるためのアタッチメントが付属してありますが、乳首が付いていないことです。

とはいえ、普段使いの哺乳瓶用乳首を使うことができるため、乳首が変わるとぐずってしまう赤ちゃんの場合は、こちらがいいかもしれません。

 

最後に

液体ミルクの用途が増えることは、私達子育て世帯にとって最優先課題の1つと言えるでしょう。

とはいえ、価格が粉ミルクよりも2倍~3倍程度高くなるため、普段使いとしてはなかなかできません。ただ、帰省するときや、お宮参り・七五三といったお祝い事などで外出するときはとても重宝します。

なにより哺乳瓶がいらないのは、粉ミルクしか使ったことがなかった私達にとっては、「画期的だ!?」というほかありません。

なにより、長期保存ができることはありがたいですよね。

液体ミルクに限ったことではないですが、「昔はこんなものなかった!」と親にうらやましがられます。ただ、昔は夫婦共働きも珍しかったのではないでしょうか。

社会がどんどん変革されていく中で、昔の常識(イメージ)だけが残ってしまうことが多々あります。

まずは、現代に生きる私達が必要なものの取捨選択をできるようにしていきたいですね。


参考

glico
https://www.glico.com/jp/enjoy/contents/ekitaimilk/
https://www.glico.com/jp/newscenter/pressrelease/28449/

meiji
https://www.meiji.co.jp/corporate/pressrelease/2019/detail/20191129_01.html

 

 

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