スマホはいつから持たせますか?
みなさんのお子さんはいつからスマホを持たれていますか?それともこれから持たせようと考えていますか?私の子どもの頃はまだ携帯電話なんてなく中学生頃から数人が持っているような時代。
それから急速に広がって高校生になると携帯を持っていないのはクラスに1人か2人ぐらい。かくいう私がその少数派だったんですが。結局、私は大学生になるまで携帯電話を持ったことがありませんでした。
一度もってしまうと、「逃れられなくなるようなよくわからない不安」があって抵抗がありました。予想通り、今はないと困るようになりました。今回は、そんなスマホを子どもにもたせる注意点について紹介します。
スマホはどんなことに使ってる?
内閣府が、2018年(H.30)2月に発表した「平成29年度青少年のインターネット利用環境実態調査」の結果があります。
対象は、満10歳~満17歳。
この調査で、インターネットで接続する機器はスマートフォンで50%となっています。(ノートパソコンは14.6%)
*スマートフォン以外では、格安や子供用、契約切れスマートフォンまたは、携帯電話を使ってのネット利用
(全部合わしても10%程)。
全ての機器で接続理由は、小学生で「動画視聴」「ゲーム」がそれぞれ60%以上になっています。また、動画視聴はH26年から増加傾向にあります。
このように、パソコンよりも手軽に使えるスマホの低年齢化が進んでいることが見て取れます。
*小学生では、1日約2時間のネット利用となっています。
小学生がネットを使う理由は、動画やゲームといった娯楽目的が中心だと分かります。
小学生にスマホはまだ早い!?
内閣府の調査でもわかるとおり、小学生のスマホの所持率は右肩上がりになっています。賛否両論ありますが、確実に小学生にもスマホは浸透してきています。
世間的には、まだまだ小学生にスマホは早いという風潮が強いですよね。
その大きな理由は、自分たちが子どもの頃に使ったことがないからです。
当たり前ですよね。そもそもなかったんですから。
それでは、私たち大人はなにが不安なのでしょう?
- ネットでの詐欺やいかがわしいサイトへのアクセス。
- 長時間スマホで遊ぶ(スマホ依存)
- 費用の心配
- ネットでのいじめ
- 家族の会話が減る
このように、心配なことはたくさんあります。
解決策はないの?
①料金ならば、格安SIMを使えば安くなります。
また、電話ができませんがi pod(タブレット)にwifi(持ち歩きができるインターネット)などでネットにつなげればi pod の本体代金のみでアプリや動画が見放題という方法もあります。家に設置式の無線があれば家でのみネットが使えます。屋外ではコンビニなど無料スポットを探す必要があります。
我が家では、i pod tuchを使っていますが、もちろんLINEメールもできます。方法がないわけでもないですが、基本的には電話ができないスマホと思ってもらえれば分かりやすいと思います。
②キッズ携帯という方法もありますが、最近では小学校に持参することを考慮
- ネットが使えない。
- 親とだけ(親が許した人)のSMSメールや電話しかできない。
といったデメリットがあります。
あくまで、子どもの位置が分かるといった防犯対策に特化しています。
また、キッズ携帯にも2年縛りなどがありいつでもスマホに機種変更できないということもあります。
最初は、タブレットで使い方を慣れさせてからスマホにするという方法もあります。
③セキュリティアプリを使用
ウイルスバスターなどのセキュリティアプリを使用すれば詐欺サイトなどのブロックなどスマホの安全性を高めることができます。
④スマホ依存に関しては、親との約束が大原則。
どうしても無理なときは、自分はどうしているかを考えてみてください。結局は、やらないといけないことがあるため物理的にスマホを1日みることはできませんよね。
お手伝いをしたら30分だけ遊んでもいいなどルールを守るように教えていきましょう。
*アップル創業者のジョブス氏が子どもに情報機器を与えなかったという話は、余りにも有名です。子どもの頃は、体験をすればするほど自分の経験として蓄積されていく時期。そのため、スマホという一つの体験だけに多くの時間が費やされてしまうと、経験が蓄積されないということになってしまいます。
スマホの危険は子どもだけ?
スマホのデメリットは子どもだけの話ではありません。大人でも詐欺の被害に合うかもしれません。依存性に関しては、
大人の中にもかなりの数がいらっしゃるのではないでしょうか?
歩きスマホや電車の待ち時間など、ことあるごとにスマホを見ている大人ばかりです。子どもだからという理由では、「パパ・ママもいつも見てるじゃないか!」とそう遠くない未来に子どもから指摘されるでしょう。
子どもは大人の鏡。まずは、私たちがスマホの使い方を見直す必要があるでしょう。
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