賃貸の騒音・苦情対策!~管理会社とのやり取りから紹介します その3~ 管理会社へ連絡編

 

みなさんは、賃貸で騒音苦情を「言った側」・「言われた側」どちらか経験されたことはあるでしょうか?

どちらもできれば経験したくはないですよね・・・・

今回は、苦情を言われた側(加害者)として管理会社とのやり取りについてご紹介します。

*これまで、「苦情があった」と管理会社から2回連絡がありずっと受け身の状態でした。ただ、今回は3つのポイントに絞って管理会社さんに今後についての対応を話し合いました。

今回の記事では、当然音を出しているのは私達なので「加害者側」・隣人は、音に悩まされているので「被害者」として説明していきます。

 

どうして苦情がきたの?

簡潔にいえば、2歳(息子)と0歳(娘)の「生活音」です。

「走る・叫ぶ・泣く・イスを倒す」などひっきりなしに何かしらの音を、寝るまで出し続けています。入居当初から「カーペットを敷いたり・怒ったり・なだめたり・外出したり」としていましたが、とうとう隣人から苦情が来てしまいました・・・・

TaniaVdB / Pixabay

 

1回目の苦情(2018年11月末)

管理会社からは、「足音がひどい!」と苦情があったとのことで「防音対策を壁側の部屋にするように」と指示があったため、もともと敷いていたカーペットの下に「防音マットと遮音シート」を敷いて対応しました。

→苦情があった次の日には、防音対策を実行。

その時の様子は、こちらの記事で紹介しています。

賃貸の騒音・苦情対策!~管理会社とのやり取りから紹介します~その1

 

2回目の苦情(2019年4月4日)

管理会社から、今度は「子どもの声・足音・壁をトントンする音・騒音で赤ちゃんが起きた!」という内容で苦情がきました。

苦情の内容がかなり増えていました・・・

少なくとも、当初よりは物理的にも精神的にもさらに静かにしているのに?

結論からいえば、これまでの対策は「無意味だった!」と言われたことになります。また、騒音がさらにひどくなっているということなのか?

どちらにしても、苦情の内容が増えているので、かなり落ち込みましたが・・・

→2度目の苦情の様子はこちらの記事で紹介しています。

賃貸の騒音・苦情対策!~管理会社とのやり取りから紹介します その2~


この日は考えがまとめられなかったので、1日よく考えてから再度、管理会社に連絡することにしました。

落ち込んでいても仕方がないので、管理会社に今後について相談するため、2019年4月6日に初めてこちらから連絡したという経過です。

mohamed_hassan / Pixabay

さて、ここからが本題です。

 

管理会社に確認した内容を紹介!

①更新費用を払って、すぐに退去となった場合更新費用はどうなるのか?

実は、今のマンションは2019年6月30日で更新時期(2年更新)になります。つまり、火災保険と賃貸の更新料のダブルで費用がかかることになります。

→管理会社より

「火災保険の更新料は、基本的に全部かえってくる。」

「マンションの更新費用については、今の時点でどうなるか分からない」

ただ、結局は「実際にそうなってからでしか分からない」とのことでした。

QuinceMedia / Pixabay

 

②クレームが止まらなかった場合はどうなるのか?

管理会社の苦情への基本的な対応としては・・・

①部屋を特定せずに張り紙や投函などで「近隣から苦情があります」等の案内を出す。

→全戸に投函があり、マンション内で「騒音出してる人って誰だろう?」って噂になっていました。

②苦情があったことを騒音を出している側に直接連絡する。

→私達はこの段階!

③退去については、オーナーと相談してから。

基本的には、こういった段階を踏むそうです。

3dman_eu / Pixabay

 

【現在の状況!】

ただ、管理会社としては「お子さんの話しなので退去の話しにはならないし隣が無茶なことをいってる」と考えている。

また、「私達(加害者側)が悪いとは考えていない。」

とのことでした。

*オーナーへの直接相談は、オーナーへの負担になるので控えて欲しい。

*クレームの時間帯など、詳しいクレーム状況については把握できていない。

管理会社としては、「集合住宅に住む以上は我慢してもらわないといけないことだと考えている。」という結論でした。

 

③こちら(加害者側)から、管理会社へ依頼

❶こちらの防音対策が合っているか分からないので、「今日でもいつでもいいので見に来て下さい。」

→「また見にいきます」という答えでした。

➋もう一度苦情(3度目の苦情)があれば、3者(管理会社・被害者:隣・加害者:私)で会って話しあいの場を持って欲しいと依頼。

→「こちらとしても、最近は事件などが起こっているのでこのまま放っておくのは心配。必要があれば、やらせもらおうと思っています。」

このような回答でした。

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電話結果

管理会社としては・・・

❶こちらの対応は、ひとまず理解はしてくれている。
➋集合住宅である以上、もう少し隣には我慢してもらう方向でもっていく予定。
→管理会社は中立なため、どちらにも同じような話しをしている可能性がある。
❸オーナーには、まだ今回の苦情について知らせていない可能性が高い。
❹管理会社が自宅に訪問してくれるか不明。また、訪問しても何も変わらない可能性が高い。
❺退去に関しては、今後のオーナーへの働きかけ次第。

苦情はなくならないと予想できるので、今後はおそらくオーナーも交えた話し合いになるかもしれません。どちらにしても、3度目の苦情があったときが本当の始まりだと思っています。

mohamed_hassan / Pixabay

 

私達が退去後に起こることを予想!

好条件でもある1階角部屋

❶入居者が決まらない?

単純な話しになりますが、1階の角部屋のファミリー向けタイプ(3LDK)で、しかも家賃もそれなりに安いとなれば、私のように小さい子どもがいるご家庭がすぐに見つかります。

マンションオーナーとしても、部屋を空けておけば、収入が減ります。そうならないために、仲介会社を通しているわけですから。

ですが、少なくともこのマンションにはそういった家族は隣からのクレームが発生するため、入居できないということになります。(私達がその最初の事例になる)

*それを無視して、子ども連れのご家族を入居させてしまえばトラブルになりマンション自体の悪い噂が広がる可能性がある。

それでは、最終的に管理会社・オーナーは「新しい入居者」と「クレームをつけて追い出していく古い入居者」のどちらをとるのか?

coffeebeanworks / Pixabay

 

オーナーと管理会社との関係

➋管理会社が役に立たないとして、オーナーが別の管理会社を立てる?

→電話だけの内容なので弱いですが、とりあえず私達が出て行く必要はないと今の管理会社側としては考えてくれているようです。

にも関わらず、苦情を収めることができずに私達が出て行く場合、今の管理会社は苦情対応に失敗したことになります。つまり、オーナーとの信頼関係が崩れます。

そもそも、一連の苦情についてオーナーにまったく伝えていないとすれば、オーナーの耳に入るのは退去の話しになってからになります。つまり、話しが大きくなってから伝えることになるため管理会社とオーナーとの信頼関係はかなり厳しくなることが予想されます。

*あくまでも、私が住んでいる賃貸マンションはオーナーの所有物です。管理会社のものでも、仲介会社のものでもありません。

 

苦情をいった側(被害者側)

❸被害者側も退去?

私のマンションで騒音苦情があることは全戸に知れ渡っています。最初の段階で管理会社が全戸に苦情の案内を投函したので。

また、妻が同じマンションで仲良くなった何人かに「あの苦情うちのこと!」と普通に話したそうです・・・

つまり、このタイミングで私達が退去すれば騒音の責任をとって私達が退去したことがマンション内に知れ渡ります。

→おそらく、妻が「どんなに対策しても苦情が止まらなくて出て行くしかなくなった」といった具合に私が知らない間にまた何人かの住人に話すでしょう・・・

私達がいなくなったあと、「それでは誰が苦情を言っていたの?」って話になります。当然、私達の隣家ということは分かっているので結局、隣家の人も居づらくなるでしょうね・・

などなど、騒音問題のその後を想像するとみんな不幸にしかなりません。

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最後に

「私は悪くない!」「こんなに対応しているのに!」という気持ちは、やはり個人的にはあります。ただ、残念ながら音を出しているのはこちらです。つまり、私達は「加害者」です。

今のところ、隣家以外からの苦情はないようですが問題が大きくならないように応えてはいくつもりです。悲しいかな、こちらの努力はなかなか伝わりませんが・・・

伝えるためには、やっぱり管理会社(できればオーナー)と密に連携をとるしかないのかなと思います。ネットでは、「隣人と挨拶を交わす」・「合ったときにうるさくしてスミマセンと謝る」といった対応が書かれています。

私もそうしようと思っているのですが、なぜか隣の人にはまったくという程出会いません。最初に挨拶に来られたときがほぼ最初で最後でした・・・


一人暮らしの時は余裕でしたが、子育て世代の賃貸生活って本当に大変ですね・・・

「加害者・被害者、どちらも辛いもの」と思って、これからも相談しながら対応していきます。

正直、引っ越してもまた同じような理由で退去になるかもしれません。そうなれば、お金がいくらあっても足りません!

進展があれば、またお伝えします。

 

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