火傷 知らないでは済まされない

火傷は誰もが経験している

今日は、子どもの火傷について紹介したい思います。

私の場合は、石油ストーブでよく火傷をしていましたがひょっとして石油ストーブを知らない方もいらっしゃるかもですね。今でも、コーナンなんかで冬になるとまだまだ見かけますね~

お正月にはストーブの上でお餅を焼いて食べたものです。

ちなみに、今でも実家では現役です。

スミマセン。脱線しました。

さて、そんな熱を出す物。

あなたの・・・

いえ、子どもの身の回りに思い当たる物はありませんか?

それでは、「子どもが火傷をしやすい物って何なのか?」紹介したいと思います。

 

子どもの火傷注意 「ベスト3」

屋内編

①炊飯器の蒸気

子どもは何でも興味をもってしまいます。

特に、炊飯器は湯気が出てくるのでトーマス好きの子は特に?喜んで近づいていきます。

私の息子がそうでした(汗)

喜ぶということは、触りに行きます。

それも一目散にです。

それからは、キッチンにはゲージを置いて入れないようにしました。

ちなみに、炊飯器の蒸気で指に*Ⅲ度の火傷を負った1歳児の事例がありますので本当にご注意ください。

*火傷のステージ(○度)については、最後に紹介します。

 

②電気ケトルのケーブルに引っかかり、ケトルをひっくり返してしまい熱湯を浴びる。

昔はポットでしたが、今は必要な分をすぐに沸かせる電気ケトル。

本当に便利ですよね。

ポットのようにずっと保温する必要もなく、すぐにお湯が沸く。

我が家でも重宝しています。

少し休憩にとコーヒーなどを飲む時に便利だと思って、リビングに置いてしまっていたことがあります。

まだハイハイが出来るかどうか微妙な時期でした。

油断していたんですね(汗)

気づいた時には、ハイハイでリビングまで来ていた息子。

そして、ケトルの線を乗り越えていました。

幸い、この時は空の状態で置いていたのですが倒れていたらそれはそれで危なかったです。

 

③ガスコンロ

調理中に子どもが近づいてきて、つかまり立ちをして魚焼きグリルの窓の部分に触れて火傷。

子どものできることが増えるとそれだけ危険度も増していきます。

昨日できていなかったことが、今日はできているのは喜ばしいことです。

ですが、こちらの認識が間に合っていないと怪我につながります。

何事も、「うちの子ならやるかも!」と思って対策することが吉。

この他にも、ドライヤー・アイロン・テーブルクロスを引っ張って熱湯がかかるなど。

火傷しそうな物には十分にご注意ください。

 

屋外編

もう少し大きくなり2歳ぐらいになって一人で歩けるようになってきたら得に注意すること。

①公園などの遊具

6月の下旬ですでに、滑り台の表面温度が70度を越えることも・・・

まずは、大人が触って確認してから遊ばせてください。

 

②車やバイクのマフラー

minthu / Pixabay

車やバイクの後ろについていて、排気ガスがでる金属の筒状になっているあれです。

私は原付もよく乗るのですが、私も1度太ももに火傷した事があります。

今も跡が残ってます(笑)

エンジンを切ってからどれだけ時間が立っているかにもよりますが、エンジンを切ってすぐだと確実に100°は超えます。

子どもが車やバイクに近づいたときは十分にご注意を!

 

③コンクリート

私の息子はすぐに靴を脱いでしまい裸足になりますが・・・

真夏のコンクリートは実に60度以上になることも!

試しにコンクリートを触って見てください。

私はやってみたのですが、想像以上に熱くてすぐに手を引っ込めました。

当然、息子には必ず靴を履かせます。

 

火傷のステージ

Ⅰ度

→表面の皮膚のみのやけど。

赤くなることやヒリヒリした痛みはありますが、数日で収まり跡も残りません。

実は、日焼けもこの段階です。火傷だったんですね(汗)

 

Ⅱ度

→浅いもの(浅達性Ⅱ度)と深いもの(深達性Ⅱ度)があります。

  • 赤い水ぶくれは浅達性・・・病院で治療すれば1~2週間で治り傷もほとんど残りません。
  • 白い水ぶくれは深達性・・・場合によっては神経まで損傷し痛みを感じにくいこともあります。傷跡も残りやすいです。

 

Ⅲ度

→神経まで火傷してしまい痛みは感じない状態です。

皮膚が盛り上がり、ケロイドと言われる状態になり跡が残ります。

*火傷の範囲や状態により治療法も変わるので、かかりつけ医にまずは相談して下さいね。

(緊急時は迷わず救急車を呼んで下さい)

 

火傷をした時の対処

火傷は、軽傷の方が痛みを感じやすいです。

ですので、痛みを感じないなら即病院へ。

さて、火傷したときはすぐに流水で冷やすことは皆さんご存知でしょう。

では、

1.火傷の範囲が広かったら?

→その場合は、全体を流水で冷やしすぎると低体温になり命の危険につながります。

*低体温にならないように冷やす時間を調整する必要があります。

 

2.服に引火して火傷をした場合は?

→服は脱がずにそのまま流水に当ててください。

そして、医療機関に受診してください。

子どものことですので何をしでかすか予測が付きません。

ないにこしたことはないですが、多分いつかは火傷するでしょうね~

ひょっとしたら、知らないところですでに火傷をしているかもしれませんが(汗)


最後に、ラップ療法というものが一躍有名になったことは皆さんご存知でしょうか?

サランラップを傷口に当てて、乾燥させないようにして早く綺麗に治すという方法です。

実際、私も火傷をした時はやっていました。

ただ、このラップ療法。

傷口を清潔にしないまま使用するまたは、巻きっぱなしにしていると細菌が増えます(汗)

乾燥させないということは水分を含んでいるので当然といえば当然です。

そんなわけで、傷パワーパッドのような市販の皮膜材を使った方が圧倒的に安全です。(バンソウコウみたいな物です)

値が少し貼りますが、我が家では今はこちらを使用しています。

 

まとめ

  • 屋内・屋外どちらも子どもが成長するにつれて危険はそれだけ大きくなる。
  • 親のここまでできるという認識が間に合わない。
  • 火傷にはステージがあり状態により対処がかわるのでまずは、かかりつけ医に相談する。(緊急時は救急車)
  • 火傷後の水で洗い流す時は低体温に気をつける。
  • ラップ療法よりもキズパワーパッドのような市販の皮膜材を使用する。

今回の記事は以上になります。

 

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