●この記事では、「ETCの支払いは外食産業にも進出する?」についてお伝えしています。
皆さんは、車を運転することがあるでしょうか?
もしも、車を運転する機会があるなら「高速道路」を利用することはあるでしょうか?
例えば、高速道路の料金所では「一般」と「ETC」にレーンが分かれていますよね。(「一般/ETC」どちらも利用できるレーンもある)
とはいえ、現金を直接支払う「一般レーン」よりも、「ETCレーン」を使えば車を停止させることなくスムーズに料金所を通り抜けることができますよね。
なにが言いたいかと言えば、「ETC=有料道路の料金所に設置されている」とイメージしている方が多いのではないでしょうか?
今回は、そんな「ETCは有料道路の支払いだけじゃない! ETCの新しい取組み」についてご紹介します。
そもそも、「ETC」ってなに?
ETCは、「Electronic Toll Collection System(エレクトロニック・トール・コレクション・システム)」の略称です。
これだけでは分かりにくいですが、日本語に直訳すると「電子通行料金回収システム」という意味になります。
つまり、車に搭載した車載器と料金所のETC専用ゲートを無線通信でつなぐことで、「高速道路」や「有料道路」の通行料金を、車を停止させることなく支払える仕組みのことです。
ちなみに、ETCの本格運用は2001年から始まったためまだまだ新しいシステムとも言えるでしょう。
→ETCの注意点についてはこちらの記事で紹介しています。
それでは、ETCのどんな新しい取組みが行われているのか見ていきましょう。
ETCがドライブスルーで使える!?
そもそも、この新しい取組みは、2013年6月14日に閣議決定された「世界最先端IT国家創造宣言」が関わっています。
この宣言の中で示された「駐車場等、高速道路以外の施設でもETC等のITS技術が利用可能となる環境を整備し、利便性の向上を図る」という方針に基づいて、国土交通省のもとで検討が進められてきた国家プロジェクトの1つです。
確かに、お店のドライブスルーでETCが使えれば画期的ですし、それだけでお客さんを呼び込むこともできるかもしれません。
それでは、ETCのドライブスルーの試行運用に選ばれた企業はどこだと思いますか?
なんと、誰もが一度は利用したことがあるであろう「ケンタッキーフライドチキン」でした。
他にも、選ばれた企業はありますが外食産業では「ケンタッキーフライドチキン」だけでした。
とはいえ、試行運用は「ケンタッキーフライドチキン 相模原中央店」に限られ、試行運用期間も2020年8月3日(月)~11月30日(月)まででしたのですでに終了しています。

ちなみに、モニターとなるためには・・・
- 氏名、生年月日
- 連絡可能なメールアドレス
- クレジットカード番号とその有効期限
- クレジットカードに付帯するETCカード番号とその有効期限
こういった条件がありました。
*ETCカードは、ETC決済専用のクレジットカードで、クレジットカード会社に発行を申請する必要がある。
当然ですが、ETCはクレジットカードを所持していることが大前提になります。(ただし、「ETCパーソナルカード」なら、クレジットカードを作成しなくてもETCが使える)
それでは、普通にドライブスルーで注文する場合と注文方法はなにか違ったのでしょうか?
いつも通りに利用するだけ!?
ケンタッキーのドライブスルーと言えば・・・
- ドライブスルーのレーンに進入
- マイクに向かって注文
- スタッフが、注文を受けて金額を提示
- スタッフが商品を準商している間に、商品取り出し口に移動
- 支払った料金をスタッフがレジで処理
- 商品を受け取る
こんな手順ですよね。
ですが、そもそもETCをケンタッキーのドライブスルーで使用するわけですから「料金の直接的な支払いがなくなる」ことになります。
どういうことかと言えば、スタッフが端末に支払金額を入力するだけで決済が確定することになります。
つまり、物理的な現金などの金銭の受け渡しが省略されることになります。
ETCによる支払いが外食産業にも本格的に導入されることになれば、利便性が上がるため使いすぎには注意が必要になることは言うまでもありません。
また、高速道路などを利用するときも同じですが、ETCカードの「有効期限切れ」や「車載器に正しく挿入できていること」などを確認することはこれまで通りです。
便利になる反面、「お金を払っている!」という認識が希薄にならないように注意が必要かもしれませんね。
最後に
新型コロナウイルスの蔓延により、これまで通りの外食が難しくなりました。
確かに感染者数は減りましたが、今後も「マスクの着用」・「大人数での食事」・「アクリル板の使用」・「こまめな消毒」など、なにかしらの感染対策はこれからも続いていくでしょう。
こんな時代だからこそ、ETCを使った決済手段はより画期的な決済手段の1つになるかもしれません。
とはいえ、すでにさまざまな支払い方法があるため、どこまで普及するかは今後の取組み次第といえるでしょう。
参考
教えて!おとなの自動車保険
→https://www.ins-saison.co.jp/otona/oshiete/car/etc.html
中日本高速道路株式会社
→https://www.c-nexco.co.jp/corporate/pressroom/news_release/4859.html
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