以前、乳幼児の自転車事故についての記事を紹介しました。
乳幼児の自転車事故に関する記事はこちら!
こんな記事を書いていたのですが、息子も例外ではありませんでした・・・
今回の記事は、「息子が電動自転車ごと倒れた状況」と、「その後の対処法」についてご紹介します。
事故発生!
以前の記事で、令和になってからいろいろと「事故」や「イタズラ」が激しくなったとお伝えしましたが、今回は、ガラス割りのようなイタズラではなく完全に事故です。
GW中の2019年5月5日のできごと
近くに、駐車場完備の広い公園があります。その公園から帰って、家に着いた時のお話しです。
妻は、自転車に乗るときは子ども用座席が付いている電動自転車の前座席に2歳の息子を乗せ、背中に0歳の娘をおんぶして移動します。(子どもを「前抱っこ」にして自転車に乗ると違反)
本人いわく「自転車が大好き!」だそうです・・・
GW中は公園の駐車場はいっぱいのため、私は原付で公園へ行きました。(サッカーボールやミニバイクを持っていくために、車で公園へ行くこともあります)
何があった!?
子ども達と近くの公園へ遊びに行き、明日の記事を書こうと私だけ早めに戻りました。そして、10分程して妻が子ども達と一緒に戻ってきました。
妻が玄関を開けるなり、「○○(息子の名)が自転車から落ちた!」
と妻の第一声がこれでした・・・
息子をみると、顔の右半分がひどいことになっていました。(顔写真はなしで・・・)
みると、右半分の額・頬・口元・鼻の当たりにひどい擦り傷がありました。それ以外は、傷もなければ打ち身も見当たりませんでした。
自転車から落ちたのなら、打ち身や手で反射的にガードするはずですが、手にも傷がありません。あくまで、広範囲にできた顔の右半分の擦り傷だけでした。
妻から、もう一度話を聞くと・・・
妻:「マンション前でいつものように自転車を止めると、○○(息子の名)が突然ヘルメットを投げた。」「そのヘルメットを拾おうとした瞬間に、自転車の前に設置している幼児用座席に座っている○○(息子)が動いて自転車ごと倒れた!」
ということでした。
つまり、「幼児用座席のシートベルトを付けた状態でそのまま自転車が倒れた歳に、息子は顔をすりむいた」ということが分かりました。
ヘルメットをいつものように付けていれば、顔の擦り傷もなかったでしょう・・・
とはいえ、頭を打っていると怖いので病院受診の必要性があるか緊急用の連絡先として調べて連絡してみました。
どんな対処をしたの?
「頭に傷やコブがありグッタリしているならすぐに救急車を呼ぼうかと思いました。」
が、見た目はどうあれいつも通り元気にしているため、とりあえず受診の必要があるか電話で確認してみることにしました。
連絡先
①厚生労働省が管轄している「こども医療でんわ相談」
→発熱・頭をぶつけた・嘔吐・けいれんなど判断に困ったら連絡する子ども医療電話相談事業
TEL:♯8000
に連絡すると、相談にのってもらえるはずが、つながりませんでした。
*「♯8000」は、全国同一のプッシュ番号です。そのため、住まいの都道府県の相談窓口に自動転送されるシステムになっています。
→「#8000」については、こちらの記事で紹介しています。
②直接、滋賀県の「子ども医療電話相談」へ連絡
「♯8000」で繋がらなかったので、嫌な予感はしていましたが案の定つながりませんでした・・・
③主治医の小児科へ連絡
どこの小児科もだいたい同じだとは思いますが、GW中は小児科も休診のところが多いです。私達が普段お世話になっている小児科も休診のため、「悪いな・・・」と思いましたが連絡してみました。
すると、すぐに電話に出て下さりこんなアドバイスをもらいました。
主治医:「もし、頭を打ってなにかあれば30分以内に子どもになんらかの症状が現れます」「いつも通りなら、問題ないでしょう」ということでした。
→「高齢者の場合は、症状がでるまでしばらく時間がかかることがあるが、子どもはすぐに症状が出る」そうです。
*「♯8000」や「各都道府県の子ども医療相談センター」を調べて連絡している間に、30分近くが過ぎていました・・・
傷口の対処!
息子の様子をみていると、やはりいつも通りなのでここからは傷口の対処になります。入浴は避けましたが、とりあえず顔の傷口を洗い流す必要があります。
そのため、シャワーで顔の傷口を洗い乾燥させた後に白色ワセリンを塗布しました。1日2回塗布して、次の日(5月6日)にはカサブタができていました。
心配していた顔の打ち身(黄色くなります)も特になく、息子は元気な様子でした。念のため、2日目(5月6日)も白色ワセリンを朝・晩塗布して様子をみていました。
*「傷口を洗い流す」・「ワセリンの塗布」が一番、大変でした・・・
→傷口が染みるため、息子は泣き叫ぶわけです。「虐待通報されたらどうしよう・・・」とかなりドキドキしていました・・・(夜間は、特に声が響きます)
小児科へ(5月7日)
GWも終わり、小児科へ受診。
小児科医師:「もう、ワセリンもいらないですよ~」ということで、普通に入浴再開。
最初はどうなるかと思いましたが、ケガから3日目(5月7日)で入浴もできるようになりました。「お母さんびっくりしたでしょ~!」と妻は主治医の先生に言われていました・・・
本当にありがとうございました!
最後に
今回の自転車からの転落事故は、5月5日の「子どもの日」に起こりました。実は、お祝いもかねて次の日(5月6日)には祖父母と一緒に「京都鉄道博物館」に行く予定でした・・・
また、日を改めることとなりましたが顔の傷はまだ残っているため、もう少し先になりそうです。
今回の記事で覚えて欲しいことは3つあります
①今回は、乳幼児座席のシートベルトをしていたため乳幼児座席がクッションになってくれました。「もし、シートベルトを外していたら・・・」と想像するとゾッとします。
→子どもを自転車から降ろしてから、自転車からは手を離してくださいね!
②そして、子どもの医療相談センターは設置されていますが、今回のようにつながらないこともあります。どうしてものときは、たとえ休みだったとしても小児科の先生(主治医)に連絡するか、救急車を呼ぶことも検討した方がいいでしょう。
③「子どもが頭を強く打った場合は、30分以内に症状が現れる」です!
くれぐれもご注意下さい。
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