子どもに一番好かれるキャラクターといえば?

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子育てをしていると、イヤイヤ期?

なんてことも関係なく毎日のように騒がしい毎日がつつきます。

ですが、そんな小さな子どもになぜか大人気なキャラクター。

 

今回は、泣く子も笑うアンパンマンの魅力と、子ども達の中には興味を示さないことがあることも合わせて紹介したいと思います。

 

本当に子どもはアンパンマンが好きなの?

株式会社バンダイが、2017年6月に「お子様のすきなキャラクターに関する意識調査」の結果が発表されました。

0~12歳の子どもをもつ親800人が対象です。

*12歳までとなると、小学生まで入っているのでアンパンマンは順位が下がると予想していました。

調査結果は、こうなりました。

アンパンマン:1位→11.5%

ドラえもん :2位→7.1%

妖怪ウォッチ:3位→5.6%

この中には、名探偵コナン:6位(4.1%)や、きかんしゃトーマス10位(3.0%)など他にもスーパー戦隊シリーズ10位(3.0)も入っています。

このアンケート結果から、子どもたちにアンパンマンが支持されていることが分かります。

→男女別にみると、男の子では1位:ドラえもん・女の子では1位:アンパンマンとなっています。

*ただ、男の子が好きなキャラクター1位:ドラえもん(10.8%)と2位:アンパンマン(10.3%)はほぼ同じ数値なためどちらも人気が高いことが分かります。ちなみに、女の子の2位はプリキュアです。

学齢別に見ると・・・

男の子:0~2歳以外の全ての年齢でドラえもんが2位にランクイン。

女の子:0~2歳・3~5歳でアンパンマンの指示が高い。

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  1. 特に2歳までの乳幼児では、男女ともにアンパンマンが好きな子どもが多い傾向があります。
  2. その後、男の子はドラえもん・女の子はプリキュアが好きになっていく傾向があります。

 

アンパンマンはなぜ小さな子どもたちに人気があるの?

①赤ちゃんは、丸い形を好む傾向にあります。つまり、人間の顔に反応します。

これは、生きるために生まれた時から備わった赤ちゃんの力といえます。

アンパンマンは、常に正面を向いた丸顔のイメージがありませんか?

②正義と悪がはっきりしていて分かりやすい。

→アンパンマンは、自分の顔を分け与えてまで困っている人を助けていきます。

→バイキンマンは、ほぼ毎回悪いことをしてアンパンマンに倒されます。

あらすじとしては、正義が悪をくじくというストーリーが毎回繰り返されるので子どもにも分かりやすい内容です。

③大きくなるとアンパンマンの違和感に気づいてしまう。

顔を分け与えるまた、顔自体を交換するということは現実的にありえません。ですが、そのことを理解するまでは素直に受け入れてしまいます。そのため、そういった違和感を感じることなくなんでも素直に受け入れることができてしまいます。ちなみに、5歳にもなると「アンパンマンなんて子どもっぽくて嫌い!」という子どもが増えていきます。

④アンパンマンという名前

息子は「アンマン!」といいます。パパ→ママ→アンマンの順で言葉を覚えていきました。

・「パ」と「マ」の母音はどちらも「ア」。

→口を開けるだけで発音できてしまいます。

・「ン」はゆっくり連続して言葉を発生しようとするとためができて「ン」と言っているように聞こえます。また、口を閉じたときにも「ン」は言えます。

つまり、声を出せばでる音「ア」と口を閉じればでる音「ン」の組み合わせが「アンパンマン」なので比較的いいやすい言葉だと言えます。

ただ、「アンパンマン」だと長いので「アンマン」とか「アンパン」といった4文字までが乳幼児がいえる限界なのかもしれませんね。

 

アンパンマンが嫌いな子どもはいるの?

①親が嫌い

・バイキンマンの意見を聞かずにいきなり「アンパンチ!」

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・顔をあげるのがどうしても慣れない

といった理由で子どもに見せておらず、周りの反応を見て試しに見せてみたが嫌がり見ないということがあるそうです。

→親の考え方が伝わっているのかもしれません。または、アンパンマンを卒業する時期だったのかもしれないですね。

②アンパンマンに興味を持たない。

トーマスやしまじろうなど、アンパンマンよりも興味を引くキャラクターがいる。

*好みはそれぞれなので、お下がりを親戚や友人にプレゼントするときは一度確認してから渡したほうがいいかもしれませんね。

 

まとめ

いかがでしょうか?

1969年に初めてアンパンマンが登場しました。

この頃のアンパンマンは、戦時下(第二次世界大戦中)の空腹に苦しむ人々にパンを配る小太りのおじさんとして描かれています。

そこから、時を経て現在のアンパンマンになりました。

当時のアンパンマンは、こちらのリンクから見ることができます。

我楽多電子盤HP→http://deco-pon.org/index.php/page/anpanman

アンパンマンが好きだった子ども達が成長するにつれて卒業していく短い期間。

イヤイヤ期も重なり、子育ての最初の過渡期ともいえるこの時期。

アンパンマンの存在は、多くの親にとって本当にありがたい存在です。

いつまでも残って欲しいですね。

 


参考文献

株式会社バンダイ「お子様のすきなキャラクターに関する意識調査」→http://www.bandai.co.jp/kodomo/pdf/question236.pdf

 

 

 

 

 

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