車を運転していて、ガス欠を経験している人もいるのではないでしょうか?
特に、以前は「給油ランプ」はアナログだったため1メモリを切ると、ガソリンメーターを見ながらドキドキしながら運転したものでした。
それが今では、デジタル表示になり「あと何km走れるか?」を数値として表示してくれるため余裕を持って給油することができるようになりました。
さて、そんな誰もが避けたい「ガス欠」ですが、実は車が動かなくなるだけではありません。
今回は、「ガス欠は給油して終わりじゃない!?」
についてご紹介します。
そもそもガ「ガス欠」ってなに?
そもそも「ガス欠」というのは、走行中に車の「ガソリン」や「軽油」といった燃料が切れてしまうことで、エンジンが停止してしまう状態(エンスト)のことをいいます。
とはいえ、なんの前触れもなく突然エンジンが止まるわけではありません。
もちろん、冒頭でお伝えしたようにガソリンメーターを見れば、ガソリンがどれくらい残っているかは視覚的に確認することができます。
ただ、そもそもエンジンが止まるまでに車にはいつもと違った「おかしなこと」が引き起こされていきます。
車にあたえるおかしなこと?
そもそも、燃料がない状態ですので、いくらアクセルを踏んでもエンジンが十分に回転できません。そうなれば当然、車のスピードが上がらなくなります。
スピートが出なくなるわけですから、この時点で車がおかしいことはほとんどの人が気付くとは思いますが、おかしな症状はこれだけではありません。
実は、燃料が少ない状態で無理矢理エンジンを動かそうとすることで、普段とは違う「振動」・「音」が聞こえてきます。
そして、いよいよ「ガス欠」によりエンスト(エンジンが停止)することになります。
つまり、アクセルを踏んでも車のスピードが上がらなくなったら、それはもう安全な場所を探して、すぐに停車させなくてはいけないタイミング
です。
ちなみに、エンストで車が動かなくなった場合の解決策はこのような方法があります。

ワンポイントアドバイス! ~ガス欠したら?~
- 加入している自動車保険にロードサービスが付帯されていればその保険を利用
→ガス欠には、無料で対応してもらえることもある。
- JAFを利用(非会員なら1万円以上が必要:場所や時間で料金が異なる)
- 携行缶を借りて給油→フルスタンドの従業員に依頼する。(携行缶へのガソリン給油は一般人には認められていない)
- ガソリンスタンドが遠ければ、家族や友人に携行缶を持ってきてもらう
→ガソリンを携行缶で購入する場合は、2020年2月1日より本人確認が義務づけられています。
ちなみに、ギアをニュートラルにすれば1人で押すこともできますが、ハンドル操作が必要なので2人は必要になります。
とはいえ、よっぽどのことがない限り実際に車を押すことはないでしょう・・・
ただ、ギアを「N(ニュートラル)」にすれば1人でも車を押せることは、知っていても損はないかもしれません。
さて、このようにガス欠になることで大変なことになりますが、残念ながら「ガソリンを給油して解決!」とはいかないかもしれません。
それでは、ガス欠になると車にどんな影響があるのでしょうか?
ガス欠が車にあたえる影響とは?
JAFによれば、ガス欠を繰り返してしまうと車に対するダメージが注意喚起されています。
例えば、燃料ポンプ(燃料タンクに蓄えられた燃料をエンジン付近まで送るポンプ)に、こんな悪影響をあたえます。
燃料ポンプは、エンジンが稼働している間、常に燃料ポンプのモーターは高速で回転しています。そのため、モーターの潤滑と冷却には、燃料に含まれている油分を利用します。
ですが、ガス欠を繰り返せば燃料ポンプは空転することになるため、モーターの潤滑性が失われ故障の原因になります。
そもそも、ガス欠は燃料のパイプラインまでガソリンが空になった状態のため、やっとの思いで給油してエンジンをかけようとしてもガソリンがすぐに行き渡りません。
その結果、スターターを多く回すことになるためスターターだけでなく、バッテリーの負担まで増えることになります。
そして、特にディーゼルエンジンではパイプラインの中の燃料まで空になったことでライン内には空気が入る原因にもなります。
→空気が混入すれば燃料を吸い上げることができなくなるため、ラインの「空気抜き作業」も必要になります。

少し難しい話しになりましたが、結論からいえばガス欠は車の故障を誘発する
ということになります。
*ちなみに、電気自動車の走行用の電力を使い果たすことを「電欠」と言いますが、もしも空の状態で長時間放置するとバッテリーの早期劣化が指摘されています。
→電気自動車も「バッテリーの充電回数は少ない方がいい」・「過充電はよくない」
ということで、やはり早めに「給油・給電」をすることをお勧めします。
最後に
日常生活でガス欠になることは、ほとんどないでしょう。
また、知らない場所だったとしても今ではナビだけでなく、アプリを使えばすぐにガソリンスタンドを見つけることができます。
ただ、高速道路などでは場所によっては、ガソリンスタンドで給油することが難しい場合もあります。
そのため、できればナビに表示された案内をあらかじめ確認し、「ガソリンスタンドがどこにあるのか?」あらかじめ確認しておくことも1つの方法だといえるでしょう。
→しばらく、ガソリンスタンドが無い場所をあらかじめ確認しておくことも必要な手段です。
もしも、コロナが集束してから長距離ドライブや旅行を計画しているのなら、携行缶を積んでおくのもいいかもしれません。
なにはともあれ、ガス欠は典型的なヒューマンエラーです。
もしもの対策は覚えておいて下さいね。
そして、あなたが加入している自動車保険サービスのロードサービスについて連絡先も含めて一度確認しておくと安心です。
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