最近、「抱っこひも外し」というあり得ない犯罪が発生しているとSNSを賑わしています。
今回は、命に関わる「抱っこひも外し」についてご紹介します。
そもそも抱っこひもは必須!
子育て中のママさん・パパさんなら「抱っこひも」と聞くとどういう物か想像できるのではないでしょうか?
例えば、子どもと外出するときに近場ならベビーカーで行く人もいれば、抱っこひもを使って子どもをおんぶしたり、抱っこしたりして移動することもあります。
抱っこひもの利点は、なんといっても両手があくことと、ある程度自分のペースで歩けることだと私は思っています。
とはいえ、子どもの加重がかかるため当然重労働になります。
*最近は、パパさんが抱っこひもで子どもを抱っこしている姿をよく見るようになりました。
抱っこひもは、種類も多彩で3歳ぐらいまで使うことができる物が多いです。
日本昔話では、ヒモで赤ちゃんと自分の背中をくくりつける様子が描かれていますよね。
ですが、現在の抱っこひもは、バックルで胸側と腰側を固定できる物や、そもそも子どもを包み込むような設計になっているため非常に安定しています。
少なくとも、日本で売られている抱っこひもは、厳しい検査に合格した物が売られているため、安全性も抜群です。
そんな抱っこひもに「イタズラ?」ではすまされないことが起こっています。
非常に危険!
さて、今回問題になっている「抱っこひも外し」は、まさに子どもを固定するための命綱とも呼べる、抱っこひものバックルを外される行為のことをいいます。
抱っこひも安全協議会の内容からご紹介します。(2019年10月3日)
抱っこひも外し
見知らぬ第三者が突然背中に位置するバックルを外す行為のこと。
抱っこひもは、おんぶもできますが子どもの顔が見えないため、基本的に抱っこする人が多いのではないでしょうか。
かくいう私も「抱っこ派」です。
ただ、そうなるとバックルは背中にまわるため死角になりますよね。
それでは、そんな状態で突然背中のバックルを外されると、どうなると思いますか?
抱っこひもは、腰側もバックルで固定しますが支えが一つだけになるため、子どもの重さで腰ベルトを起点に頭から地面へ落下する可能性があります。
親御さんの身長にもよりますが、腰ベルトの高さはだいたい1mぐらいですよね。そんな高さから赤ちゃんが落ちたら命の危険があることは、少し考えれば分かるのではないでしょうか。
なにを思ってそんなことをしているのか不明ですが、殺人未遂もしくはそれ以上になりかねません。
ただ、抱っこひも安全協議会には今のところ「抱っこひも外し」の被害報告はないようです。
*抱っこひもによっては、バックルを外しても落ちない構造になっている商品もあるため一概に「バックル外される=落ちる」ではありません。
→そもそもバックルのないクビからかけるタイプなど、冒頭でお伝えしたように種類は多種多様です。
まずは、抱っこひものバックルをはずしても落ちないかなど、自身の抱っこひもの特徴を人形などで試して見ることをオススメします。
どんな場所で「抱っこひも外し」の報告があるの?
- 混雑気味のバスの車内
- デパートのエスカレーター
他にもあるかもしれません。
ただ、エスカレーターにいたっては高さ1m所の騒ぎではありません。
ちなみに、バックルには子どもの加重がかかっているため、そう簡単には外れないとは思います。つまり、誰かがはずそうとすれば普通なら気付けるでしょう。
とはいえ、子どもと外出することがどれだけ大変か知っている人なら想像できると思いますが、その普通の状態ってどれくらいあるでしょうか?
そもそもまさか、バックルを外してくる人がいるなんて夢にも思いませんよね・・・
普段は、「ベビーカーが人の通行の邪魔にならないように」とか、「子どもが泣いて迷惑にならないように」とか考えながら、重たい荷物を持って歩くこともあります。
このように、人に迷惑をかけないように移動することに集中している親が多いのではないでしょうか?
ただでさえ、周りに気を使いながら移動している状態で混雑したバスの車内やエスカレーターに乗っている時などに、バックルを外されて即座に対応できるでしょうか?
仮に気付けたとしても、赤ちゃん優先で支えるため持っている荷物は手から放さなくてはいけなくなるかもしれません。
少し想像するだけで、どれだけ危険な行為か分かるのではないでしょうか?
対策はあるの?
そもそも、バックルが外されても子どもが落ちない抱っこひもを購入する。
とはいえ、抱っこひもは安いものではありません。既に購入しているならリュックを背負うことや上着を1枚羽織ることでバックルを隠してしまうことが有効です。
他には、バックルを留めた後で髪ゴムなどで補助ヒモ絡めるという方法もあります。
そして、ベビーウェストベルト(赤ちゃんに装着したベルトとお母さんのお腹にあるベルトをつなげる)の着用など。
現実的なのは、肩紐をクロス装着することで赤ちゃんを落ちにくくすることではないでしょうか?

上の写真は、私が持っている抱っこひもでクロスを試して見ました。紐をクロスさせるとかなりしっかり固定できるため、そもそもバックルがいらないくらいでした。
とはいえ、安全のため腰と背中など付いているバックルは全てして下さいね。(クロスさせるには、紐を長めに調節する必要がありました。)
ちなみに、クロスさせずに普通の状態で抱っこしたときに背中のバックルを外すと、人形はバランスを崩して頭から落ちていきました・・・
腰ベルトだけでは、抱っこひもの固定のみで肝心の赤ちゃんを固定することができませんでした。
結論
少なくとも、私が使っている抱っこひもはクロスさせずに抱っこした状態で背中バックルを外されると、手で支えないと子どもは頭から真っ逆さまに落ちることが分かりました。
*消費者庁では、そもそも「抱っこひもからの転落事故」に注意喚起がなされています。
まずは、確実に抱っこひもを装着して下さいね!
最後に
SNSにより、昔なら拡散しなかったことも簡単に情報を受け取ることができるようになりました。
ただ、逆に言えば模倣犯が増えてしまうことも意味します。
狙われやすいのは、妊婦さんやお母さんです。
→誰かががそばにいれば、こんなことは起こりにくいようです。そりゃそうか・・・
子どもが小さい間は、できる限り誰かと一緒に外出するだけで安全対策になります。
参考
抱っこひも安全協会:「抱っこ紐外し」行為について
→https://dakkohimo.jp/
消費者庁:Vol.418 抱っこひもからの転落に気を付けましょう!
→https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20180913/
ベビーランド:【注意喚起】だっこひものバックルを外す事件が起きています
→https://www.baby-land.co.jp/archives/3218
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