子どものポッコリお腹と病気の関係

ポッコリお腹は大丈夫?

子育てをしていると、不安の連続・・・

我が家でも例にもれず色々とあります(汗)

ところで、赤ちゃんや小さい子はお腹が出ていることって普通ですよね?

でも、体重がほとんど増えているわけでもないのにお腹だけがでてきている息子。

「さながらビール腹」状態・・・

今回は、そんな子どものポッコリお腹について紹介したいと思います。

 

そもそもなんで子どもはお腹が出るの?

赤ちゃんや小さい子は「頭が大きくお腹が膨らんでいる」いわゆる幼児体型。

Bru-nO / Pixabay

結論から言えば、腹筋が弱いから(笑)

小さい子のお腹が出るのは・・・

  • 食べるときに空気を飲み込みやすい。
  • ガスが溜まっている
  • 食事そのもので胃が膨らむ。

ことが原因です。

ちなみに、太り過ぎの場合はお腹に脂肪が付くので年齢に関係なくお腹はでてきます(汗)

 

病気の可能性は?

消化管自体の問題でお腹が腫れる場合

便秘・・・子どもの腹痛で最も多い。

排便サイクルは個人差があります。

例えば、生後2ヶ月の娘は2日に1回の排便。同じ頃の息子は、1日2回の排便でした。

ただ3日以上、排便がないときは

→水分をしっかりとらせる。

→お腹を時計回りにさする。

など対策をしてあげてくださいね。

腸閉塞・・・何らかの原因で腸の通り道が塞がることで起こる。

→腹痛・嘔吐・おなかがパンパンに張る。

→直ちに外科的治療が必要。

胃腸炎・・・いわゆる「お腹の風邪」

→下痢・嘔吐をともなう。

*このように、消化管自体の問題なら便や下痢・嘔吐や腹痛といった症状がでるので見た目にも分かりやすい。

WolfBlur / Pixabay

腫瘍性疾患の場合

神経芽細胞腫(現在は神経芽腫)・・・子どもの世界では、白血病の次に多い病気。

→以前は新生児のスクリーニングが行われていましたが、新生児の場合はそのままガンが縮小してなくなるケースがあり現在では行われていません。

→一般的に18ヶ月までに発症する場合は予後が良好です。(それ以降だと予後が不良なことが多い)

*症状は様々(疲れやすい・風邪をひきやすい・熱が続く・しこりがあるなど。)

肝臓や脾臓(ひぞう)が腫れる病気

→感染症・肝機能障害・白血病・その他悪性疾患など様々。

→症状は、腫瘍性疾患の場合と同じく様々です。

 

娘の場合は?

①微熱があるわけではありません。

ちなみに、1歳ぐらいなら37.5℃ぐらいまでは発熱と考えなくても大丈夫だそうです(小児科の先生より)。

ただ、それ以上になるようなら受診した方がいいかもとのこと。

②元気がある。

③食欲が旺盛。

④お腹を触ってもしこりや硬いものがない。

ということで、娘の場合はガスが溜まっていることや便秘になっていることが考えられます。

おならの回数がかなり多いので(汗)

また、保健師さんの自宅訪問や小児科での定期検診でも念のため診察してもらっています。

ただ、どのタイミングでなるか分からないので気になることを小児科の先生に伝えられるようにしておきたいものですね。

 

まとめ

  • 子どものお腹のポッコリは腹筋が弱いため。
  • 何かしらの病気の場合があるが、身体症状があることがほとんど。
  • 食欲があり元気なら基本的に問題ない。
  • しこりがある場合は、受診時に相談した方がいいかも。

 

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