国勢調査はオンライン!? 期間中ならいつでも・どこでも回答できる

 

前回、国勢調査は統計法により「調査する側」・「調査される側」のどちらにも罰則があることをお伝えしました。

となれば、やはり正直にありのままを回答することが必要になります。

今回は、国勢調査があっという間に終わった「インターネット回答」についてご紹介します。

*スマホは持っていないので、パソコンで回答しました。(普段使っている、i pod touch7thでは「環境が整っていない」とのことで回答できなかった)

 

「国勢調査」については、こちらの記事で紹介しています。

国勢調査に答えないと罰則が!? ~統計法で管理~

 

インターネット回答で注意することは?

国勢調査のオンライン利用環境

  • アンドロイド:6以上
  • ios               :12以上
  • iPadOS    :13以上

*私が使っているi pod touch7thは、「ios13.7」のため使えると思ったのですが利用することができませんでした。

 

(図1) i pod touch 7thでのエラー表示

図1の表示が出てしまいました。

それでは、ここからはパソコンでのオンライン回答についてご紹介します。

 

パソコンでのオンライン回答はあっという間!?

いつのまに国勢調査がオンラインで回答できるようになったのか知りませんでしたが、2020年9月14日~10月7日までがインターネットでの回答期間となっています。

さて、国勢調査の封筒が届いたら・・・

  1. 「国勢調査オンライン」をネットで検索(QRコードで読み取ることもできる)
  2. ログインID(「アルファベット」+「数字」の8ケタ)とアクセスキーが書かれた紙が入っている。
  3. 画面に従って回答する。

→アクセスキーは、初めて回答するときのみ必要(再度回答するときは、「ログインパスワード」と「自分で設定したパスワード」が必要)になります。

*これまで通り紙で回答したい場合は、同封されている「解答用紙」と「郵送用の封筒」を使う。

さて、私の場合は4人家族(私・妻・息子・娘)ですので、4人分を回答することになりました。

 

(図2) ログイン

とはいえ、回答するのは世帯主ですから私がログインすることになります。

→ログインパスワードも1人分だけ。


さて、図2を見れば分かるように「ログイン→回答入力→入力内容確認→回答送信完了」の順番で進んでいくことになります。

1~16のカテゴリーに別れていますが、時間にして10分もかからないぐらいで終わってしまいました。

そして、回答が終われば「送信」して終了ですが、冒頭でもお伝えしたようにインターネットの回答は10月7日まであります。

 

国勢調査の調査時点はいつ?

ところで、国勢調査は5年ごとに調査が実施されるのですが、どの時点での日本に住んでいる人達の状況かご存じでしょうか?

実は、10月1日時点の状況を伝えることになります。

ですが、回答期間は2020年9月14日から可能になっています。実際、私が回答したのは2020年9月17日でした。

そのため、もしも10月1日までに回答結果に変化があれば、再度ログインして回答を修正する必要があります。

そのため・・・

 

(図3) パスワード設定

回答終了後、再度ログインするために図3のように、自分でパスワードを作成することになります。(パスワードを作成しないと「送信」ができない)

*ちなみに、回答した内容を「印刷」することもできる。

 

オンライン調査が想像以上に楽!

例えば、マイナポータルをパソコン上で使おうと思えば、マイナバーカードのICチップを読み取るためのリーダーが必要だったり、利用するまでに準備が必要になります。(対応しているスマホならマイナバーカードのみ)

ですが、国勢調査の場合は、そもそもマイナンバーが必要ないためパソコンさえあれば指示に従って回答を進めていくことができます。

当然、手書きのように書き損じはありませんし、鉛筆を準備する必要もありません。なにより、郵送の手間がはぶける上にいつでも修正することもできます。

あなたがスマホを持っているのなら、それこそ「いつでも」・「どこでも」回答することができます。

ただ、住所など入力が必要なカテゴリーがあるため、個人的には使い慣れているパソコンでまったく不便は感じませんでした。

 

最後に

国勢調査で使われているログインIDは、今回限りの番号です。

また、日本語だけでなく英語や中国語などいくつかの言語にも対応しています。

ちなみに、国勢調査への協力は義務であり従わない場合、50万円以下の罰金が統計法により定められています。

ただ、どんなに正直に回答しても、最近は報道されていませんが「毎月勤労統計調査」の数値改ざん事件がありましたよね。

これは、国勢調査も例外ではなく以前、「国勢調査で人口を水増した町長が逮捕された事件」まであります。

とはいえ、調査する側にも違反すれば重い罰則があります。

1920年から始まった国勢調査は、2020年でちょうど100年目(21回目)の国勢調査です。

「国勢調査をする側」も「国勢調査をされる側」も正直に調査されるといいですね・・・

また、国勢調査を名乗る詐欺が引き起こされていますが、そもそもオンラインで回答すれば訪問もないためすぐにおかしいことに気付くことができるでしょう。

 

「国勢調査のかたり調査」については、こちらの記事で紹介しています。

国勢調査の「かたり」は犯罪行為! 実施されていない電話調査で被害!?

 

*普段なら、期日(10月7日)までに回答がなければ調査員が訪問することになりますが、2020年はコロナの影響で「後日、調査員がお伺いした際にご提出ください」という一文がこのように取り消されています。

 

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