その頭痛の原因は？　マスクを耳にかける行為まで原因の1つだった！？　

新型コロナウイルスの影響で、マスクをして外出することが当たり前となってしまいましたが、中には炎天下でマスクをして走っている人までいますよね・・・

これは、ただの自殺行為なので本当にやめないといけません。

厚生労働省でも、スポーツ中は2m以上の距離が保てればマスクをはずように注意換気されています。

ちなみに、消防庁が発表した2020年度8月24～30日までのたった1週間で発生した全国の熱中症による救急搬送者数は7,749人です・・・

さて、そんな夏に危険なマスクですが、今回は「マスクの危険は多種多様！その中でもマスク頭痛」についてご紹介します。

＊「熱中症の危険性」と「熱中症の2020年の現状」については、こちらの記事で紹介しています。

→「熱中症の危険性」については、こちらの記事で紹介しています。

熱中症は思わぬタイミングで発生！？　～現場で解決できる救命タイミングはごくわずか～

→「熱中症の2020年度の現状」についは、こちらの記事で紹介しています。

「熱中症も高齢者が要注意！」のはずが・・・　救急搬送と認識の違いとは？

マスク頭痛が増えている？

いくつかの整骨院で公開されているブログを確認してみると、マスク頭痛について取り上げられています。

それでは、なぜマスクをして頭痛が引き起こされるのでしょうか？

また、放っておいても大丈夫なのでしょうか？

マスクを付けて頭痛が引き起こされるのは当たり前！

そもそも、これまでマスクを付けているときに頭痛を経験したことがある人は、多いのではないでないでしょうか？

とういうのも、マスクには頭痛の原因がそろっているためです。

geralt / Pixabay

原因❶：酸欠

そもそも、人間は酸欠状態になると頭痛の症状が現われます。

これは、脳が酸素を取り入れようとして血管が開き、その刺激により痛みが発生します。つまり、マスクをしているときに頭痛があれば酸欠を引き起こしている可能性があります。

原因➋：マスク内の温度上昇

また、マスク内は温度が自分の吐く息で温度が上昇してしまいます。

これは、空気がこもることで40℃以上に達することまであるようですが、酸欠時と同じように血管が膨張し頭痛の症状が出やすくなるためです。（二酸化炭素には、血管を拡張する作用がある）

原因❸：マスクの装着

そもそも、マスクを装着すること事態が頭痛の原因になります。

私もそうですが、マスクと言えば耳にひっかけるタイプを使われているのではないでしょうか？

問題は、この「マスクを耳にひっかける行為」です。

耳がマスクの紐で引っ張られることで、側頭筋→顎の筋肉→首→肩と順番にこわばっていきます。

つまり、耳への負担がさらに周りの部位にまで影響を及ぼしていきます。例えば、「肩こりがひどくなると頭痛がする」といった症状が現われることが少なくありません。

これは、メガネでも同じことが言えます。慣れないマスクやメガネは側頭筋に力が入りその過程で頭痛の原因になります。

このように、「顔の筋肉がこわばることで頭痛が引き起こされる！？」ということが実際に起こります。

なにが言いたいかといえば、「マスクを装着すれば頭痛が引き起こされるのは当たり前！」といえるほど、頭痛が発生する条件がマスクにはそろいすぎています。

特に、酸欠にいたっては命の危険があることは言うまでもありません。

当然、真夏の炎天下でマスクを付ければ、熱中症になり頭がボーッとしてくるのは周知の事実です。

だからこそ、激しい運動により酸素を消費するにも関わらず、知識がない一般人が炎天下でマスクを付けて走る行為は「自殺行為」としかいえません。

→「熱中症とスポーツ」については、こちらの記事で紹介しています。

熱中症の種類と危険性　～炎天下のスポーツは「命がけ」！？～

マスクを外すことが一番！

そもそも、あなたの頭痛の原因がマスクであるなら、厚生労働省が注意喚起しているように、2m以上の距離が保てればマスクを外すことで解決します。

もちろん、症状によっては休息や水分補給、場合によっては救急車を呼んでもらわないといけない状態になっているかもしれません。

また、頭痛緩和の方法としてマスクのゴム紐を軟らかい物にすることも1つの方法です。可能であれば、頭の後ろで結ぶ方法もありますが、目立つかもしれませんね・・・

輪ゴムをマスクに付けて、ゴム紐の長さを調節することもできますが、そもそもマスクが原因ですので1日も早くマスクを付けなくてもいい社会になるといいですね。

最後に

そもそも、基本的にマスクは「咳」や「くしゃみ」といった症状のある人が付ける物です。

「全ての人が付ける物」ではありません。

また、そもそも感染症は「N95マスク」などでなければ防ぐことは難しいため、市販の簡易マスクにどこまでの効果があるのかは未知数です。

ちなみに、頭痛を放置すると自律神経に及ぼす危険性があります。「自律神経」というのは、体内を健全な状態に保つために自動的に働く神経のことです。

例えば、自律神経が乱れることで「うつ病」が発症しやすくその場合、命に関わることまであります。

人間の体は、どこかに不調があればその部分を補おうとします。その結果、思わぬ所に異常が現われます。

そもそも、夏場の炎天下でマスクを付けることは「ちょっとの変化」ではないですよね。

これは、命に関わる劇的な変化です。

マスクについて、もう少し冷静に理解が拡がるといいですが、その夏もあとわずかとなりました。マスクや消毒液の転売規制も解除され、これからくる冬に向けてなにが必要か考えて見るのもいいかもしれません。

参考

鹿屋中央整骨院：マスク頭痛

→http://www.chosin.jp/blog/column/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF%E9%A0%AD%E7%97%9B.html/

本格整体 アピタからだ塾 稲沢店
→https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000496664/blog/bidA036539871.html